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乳飲料(にゅういんりょう)とは生乳(無調整の牛乳)や乳製品を主原料として、カルシウムやビタミンなどを加えて、特定の栄養素を強化したり、果汁やコーヒーなどを加えて、消費者の嗜好に合わせて加工されたもの。原材料に乳製品以外のものが使われていることが、加工乳と異なる。
2001年まで、一定以上の成分を満たしていれば、商品名に「牛乳」と命名することが可能であったが、現在では「牛乳」と命名できなくなった。
[編集] 乳飲料の種類
- いわゆる「コーヒー牛乳」、「フルーツ牛乳」、「いちご牛乳」、「マンゴー牛乳」など。商品名に「オーレ」(au lait, フランス語で「牛乳の」という意味)が付くものも多い。ご当地商品としては栃木県内で流通している「レモン牛乳」が有名。日本では余り目にしないが、韓国にはバナナ牛乳、台湾にはパパイヤ牛乳(木瓜牛奶)という人気商品がある。
- 機能性牛乳:鉄分やカルシウム、ビタミンなどを付加したもの。カロリーを下げる目的で、通常より脂肪分を減らしたものが多い。