中湧別駅
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中湧別駅(なかゆうべつえき)は、北海道紋別郡上湧別町字中湧別中町に存在した日本国有鉄道(国鉄)-北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線・湧網線の鉄道駅。
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[編集] 概要
名寄本線と湧網線が接続し、湧別駅へ向かう名寄本線の支線も分岐するジャンクションであったが、各線とも列車本数は少なかった。湧網線が1987年に廃止され、2年後には名寄本線も廃線となったため、廃駅になった。
[編集] 構造
廃止当時は、コンクリート駅舎とホーム2本・跨線橋を有する駅であった。
[編集] 歴史
- 1916年11月21日 湧別軽便線(後の名寄本線)の駅として開設
- 1935年10月20日 湧網西線(後の湧網線)の分岐駅となる
- 1987年3月20日 湧網線廃止
- 1989年5月1日 名寄本線廃止に伴い廃駅
[編集] 隣の駅
湧網線廃線当時
[編集] 駅跡
跡地は、道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」となっている。中に北海道北見バス中湧別案内所がある。その向かいに当時の跨線橋・ホーム・駅舎などが残され、鉄道資料館となっており、車掌車や踏切警報機・腕木式信号機も展示されている。