下田港
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下田港(しもだこう)は、静岡県下田市にある港湾。港湾管理者は静岡県。避難港・地方港湾の指定を受けている。江戸時代末期に函館港とともに日本最初の開港となった。
[編集] 沿革
下田港は、江戸時代から江戸に向かう船舶の寄港地として繁栄した。毎年、3000隻の千石船の入港があった。
江戸末期の嘉永7年(1854年)に締結された日米和親条約により、下田港は函館港とともに開港とされ、外国船へ薪炭・食糧・水を供給する補給基地港となった。しかし、5年後の安政(6年1859年)の日米通商修好条約により、神奈川港などが開港したことに伴い、下田港は開港が解かれた。
昭和8年(1933年)に、東京湾汽船(現・東海汽船)の客船が就航すると、下田港は観光港として栄え、翌 昭和9年(1934年)には、開港80周年を記念して第1回黒船祭が開催された。
第二次世界大戦中の昭和20年(1945年)には、海軍第16突撃隊・陸軍潜水輸送隊・海軍第6海龍隊が下田港へ配備された。
戦後は再び観光港として歩んでいった。
[編集] 定期航路
[編集] 景観・観光
- 旅客船乗り場からは、遊覧船が発着している。