上砂川駅

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上砂川駅（かみすながわえき）は、北海道空知支庁上砂川町に存在した北海道旅客鉄道（JR北海道）函館本線の鉄道駅。石炭輸送のため建設された上砂川支線の終着駅であったが、支線の廃止に伴い廃駅となった。

目次 1 構造 2 歴史 3 隣の駅 4 ドラマと映画撮影 5 跡地

[編集] 構造

駅舎と片面式ホーム1本があるだけの駅で、石炭輸送が盛んな時代は側線が多く存在したが、廃止直前にはすべて撤去されていた。

[編集] 歴史

• 1918年11月 三井鉱山専用線の終端としてここまで線路が敷設される
• 1926年8月1日 専用線が国有化されて函館本線に組み込まれ、上砂川駅の旅客営業開始
• 1994年5月16日 廃止

[編集] 隣の駅

北海道旅客鉄道

函館本線（上砂川支線）

東鶉駅 - 上砂川駅

[編集] ドラマと映画撮影

1984年に公開された倉本聰脚本演出のテレビドラマ『昨日、悲別で』で、上砂川駅がロケ地として使用された。同作品では「悲別駅（かなしべつえき）」として撮影され、撮影後「上砂川駅」の駅舎や駅名標の裏に「悲別駅」と書かれるようになった。

また、1981年に公開された倉本聰脚本、降旗康男監督の映画『駅 STATION』でも同じようにロケで使用された。

[編集] 跡地

路線の廃止後も、ドラマの撮影地ということもあって駅舎が保存され（垂直方向に移設も行われた）、1996年からはドラマ撮影当時の写真の展示場にもされている。また、荷物車や車掌車も置かれている。