上ノ太子駅
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上ノ太子駅(かみのたいしえき)は、大阪府羽曳野市飛鳥にある、近畿日本鉄道南大阪線の駅。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線ホームを持つ地平駅。駅舎(改札口)は双方のホームの尺土寄りにあり、互いのホームは構内踏切で連絡している。また、駅員は上り線側の駅舎にのみ配備され、下り線側の駅舎は無人化されている。便所は上り線側にあり、男女別の水洗式。
- のりば
- 橿原神宮前・吉野方面
- 古市・河内長野・大阪阿部野橋方面
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は4355人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、133位。
- 南大阪線・吉野線の駅(43駅、他線接続駅含む)の中では、19位。
- 大阪府内の近鉄の駅(61駅)の中では、50位。
[編集] 駅周辺
羽曳野市東部を始めとする地域は葡萄の産地で、駒ヶ谷駅から上ノ太子駅までにかけての沿線には葡萄畑が広がっている。 下り線改札を出ると国道166号線があるが、駅から駒ヶ谷方面へは昔ながらの街並みが続く為、車のすれ違いは非常に困難である。道側両脇に溝があり、ガードレールが無い為、車がすれ違う場合は民家の敷地に退避して譲り合う光景が見られる。
[編集] 路線バス
- 太子線 喜志駅前 行(春日・太子前経由)
[編集] 歴史
上ノ太子付近は、後に鎌倉幕府を開いた源頼朝の先祖の河内源氏の本拠地であり、東国の武士を郎党とした八幡太郎義家の頃は、全国の武家の棟梁の地とされた。
2004年の南阪奈道路開通に伴い、片側改札から上り線にも改札とバスロータリーが作られた。金剛バスが運行されているが、運行数が少なく、太子町の主要住宅地内に乗り入れてない事も手伝って朝夕は送迎の車で混雑する事がある。
- 1929年(昭和4年)3月29日 大阪鉄道古市~久米寺(現在の橿原神宮前)間延伸時に開業。
- 1943年(昭和18年)2月1日 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道南大阪線の駅となる。
- 2004年(平成16年) 南駅舎新設。