河堀口駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
河堀口駅(こぼれぐちえき)は、大阪府大阪市阿倍野区天王寺町南にある、近畿日本鉄道南大阪線の駅。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式2面2線ホームを持つ高架駅。ホーム有効長は6両。急カーブ上に駅がある(駅構内カーブの制限速度は90km/h)。
高架の阪和線の上を通っているためホームの位置が高い(改札・コンコースが3階、ホームが4階に位置する)。高架化前は阪和線の下を通っていた。改札口は1ヶ所のみ。
- のりば
- 藤井寺・古市・橿原神宮前・吉野・河内長野・御所方面
- 大阪阿部野橋行き
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は2874人で、都心部としては少ない水準にある。これは、隣のターミナルであるあべの橋駅まで歩いて行ける距離であり、わざわざ電車を使う人が少ないことが原因にある。
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、164位。
- 南大阪線・吉野線の駅(43駅、他線接続駅含む)の中では、22位。
- 大阪府内の近鉄の駅(61駅)の中では、55位。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1923年(大正12年)10月16日 大阪鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)2月1日 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道南大阪線の駅となる。