三重県立松阪高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

三重県立松阪高等学校
国公私立の別	公立学校
設立年月日	1948年（昭和23年）5月23日
創立記念日	11月24日
過去の学校名	三重県立飯南高等女学校三重県立松阪中学校三重県立松阪南高等学校
共学・別学	男女共学
分校	なし
課程	全日制の課程通信制の課程
学科	普通科理数科
所在地・連絡先
所在地	〒515-0033
三重県松阪市垣鼻町1664番地
電話番号	0598-21-3511
FAX番号	0598-25-0533
外部リンク	三重県立松阪高等学校の公式ページ

三重県立松阪高等学校（みえけんりつまつさかこうとうがっこう）は、三重県松阪市にある公立の高等学校。

[編集] 校風

自由な校風に育まれ、1910年（明治43年）に飯南郡立飯南女学校として創立。1948年（昭和23年）に学制改革で三重県立松阪南高等学校となり、1955年（昭和30年）に三重県立松阪高等学校と改称して、2000年（平成12年）に創立90周年を迎えた、歴史のある学校である。
通称は「松高」（まつこう）だが、学制改革時の校名から「南校」（なんこう）とも呼ばれることもある。同窓会の名称も「南窓会」（なんそうかい）である。

いち早く65分授業や二学期制を取り入れて授業時間数を確保するなど教育に対する意識が高く、県内でも有数の進学校である。一方で旧来より遠足とスポーツ大会がそれぞれ年２回行われるなど学校行事が充実しており、文化的側面や「ゆとり」にも重きがおかれている。

授業の始まりと終わりを告げるチャイムにも特徴があり、校歌の最初の部分が使われている。

[編集] 沿革

1910年（明治43年）4月1日飯南郡立飯南女学校として設立される。
1911年（明治44年）4月1日飯南郡立実科高等女学校と改称される。
1918年（大正7年）4月1日飯南郡立高等女学校と改称される。
1922年（大正11年）松阪町外25か村組合立飯南高等女学校と改称される。
1923年（大正12年）4月1日三重県立飯南高等女学校と改称される。
1936年（昭和11年）3月31日松阪町立実科高等女学校が設立される。
1942年（昭和17年）4月1日松阪市立実科高等女学校が松阪市立高等女学校と改称される。
1946年（昭和21年）三重県立松阪中学校が設立される。
1948年（昭和23年）5月23日三重県立松阪中学校と三重県立飯南高等女学校が統合し、三重県松阪南高等学校となる。普通科・通信教育課程が設置される。
1949年（昭和24年）4月10日三重県松阪北高等学校と統合し、三重県松阪高等学校南校舎となる。普通科・商業科・通信教育課程が設置される。
1950年（昭和25年）4月1日三重県松阪南高等学校と改称される。
1952年（昭和27年）4月1日商業科の分離（現：三重県立松阪商業高等学校）と、三重県松阪北高等学校家庭科の統合により、三重県松阪高等学校と改称される。
1952年（昭和27年）4月1日松阪市立高等女学校の学籍が移管される。
1954年（昭和29年）4月被服科が設置される。
1955年（昭和30年）4月1日三重県立松阪高等学校と改称される。
1969年（昭和44年）4月1日理数科が設置される。
1982年（昭和57年）4月1日被服科の募集が停止される。
1989年（平成元年）4月1日家政科が生活科学科に改称される。
1997年（平成9年）4月1日生活科学科の募集が停止される。
2000年（平成12年）4月1日 65分授業が導入される（三重県の高等学校では初）。
2006年（平成18年）4月1日 2学期制が開始される。

[編集] 教育組織

次の教育組織がある。

全日制の課程
- 普通科　定員280名
- 理数科　定員40名

通信制の課程
- 普通科

[編集] 教育方針

[編集] 建学の精神

[編集] 校訓

「自主自律」

[編集] 教育方針

[編集] 学校行事

体育祭
スポーツ大会（年２回）
松高祭（文化祭）
遠足（年２回）
修学旅行（２学年次）

[編集] 生徒会活動・部活動など

[編集] 部活動

運動系 - 野球部、剣道部、卓球部、サッカー部、ラグビー部、ソフトテニス部、硬式テニス部、男子バレー部、女子バレー部、バスケット部、ソフトボール部、バドミントン部、ワンダーフォーゲル部、陸上部
文化系 - 物理部、生物部、地学部、化学部、英語部、合唱部、演劇部、郷土研究・地理部、美術部、書道部、放送部、園芸部、JRC部、新聞部、写真部、クッキング部、手芸部、文芸部、茶道部、パソコン部、華道部
同好会 - 囲碁同好会、マンガ同好会
生徒会直属 - 吹奏楽部、バトン部、応援指導部