三国港駅
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三国港駅(みくにみなとえき)は、福井県坂井市三国町宿1丁目にある、えちぜん鉄道三国芦原線の駅(無人駅)である。
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[編集] 駅構造
駅舎・ホームは線路の北(市街地)側に建つ。
[編集] 駅舎
木造平屋建てで、待合室の機能のみ。国鉄三国線時代の駅舎がそのまま使われている為、えちぜん鉄道による改装を受けている一方で、窓口などに当時の面影を残すものとなっている。
[編集] ホームなど
1面1線の吹きさらし。
本線から分岐する留電線が2本あり、1本は構内で車止め、もう1本は三国芦原線終端手前でホームのある線路と再度合流する。
[編集] その他
駅正面に駐輪場、裏に町営有料の駐車場(52台)がある。
[編集] 駅周辺
裏手(南)に九頭竜川の日本海への河口が迫るだけに、福井県漁連や海水浴場など、海岸に関連する施設に近い。但し対岸へは国道305号線の新保橋まで迂回しなければならない。
- 三国サンセットビーチ
- 三国温泉ゆあぽーと
- 三国朝市
- 三国ヨットハーバー
- 三国運動公園
[編集] 歴史
- 1913年1月1日 国鉄三国線三国港荷扱所として開設。
- 1914年7月1日 三国港駅として営業開始。旅客営業は必要なときに限り実施。
- 1927年12月15日 通年旅客営業開始。
- 1944年10月11日 国鉄三国線金津(現在の芦原温泉)~三国港間休止。京福電気鉄道が三国~三国港間を電化して乗り入れ開始。
- 1972年3月1日 国鉄三国線金津~三国港間廃止。
- 2001年6月24日 越前本線での事故のため営業休止。
- 2003年8月10日 えちぜん鉄道の駅として営業再開。