ノート:ワスプ
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歴代アメリカ合衆国大統領をとってもアイルランド系カトリックのジョン・F・ケネディーは言うに及ばず、それ以前にもプロテスタントではあるものの苗字から明らかにドイツ系とわかるドワイト・アイゼンハワーがおり、また現代共和党の象徴ともいえるロナルド・レーガンすらアイルランド系である。
歴史的にはキリスト教的価値と白人中心主義を絡めて主張するKKKのような動きが少なからぬ影響力を持った時代もあったが、現代ではそういった動きは宗教右派や保守勢力の間でも忌避され、レイシストと認定されれば保守政治家でも政治生命を失う。近年の反妊娠中絶、反同性愛、反進化論などのキリスト教原理主義とされる動きはプロテスタント福音派のみならずヒスパニックやアフリカ系アメリカ人のクリスチャンも含めての動きであり、人種やカトリック・プロテスタントの差異は本質的な意味をなさない。これはローマ教皇庁のこれらの問題に対する非妥協的な姿勢を見ても明らかである。waspの概念を用いてこれらの事象を説明する論説はアナクロニズムであろう。--Extrahitz 2005年11月12日 (土) 10:55 (UTC)