ローエングリン (競走馬)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
性別 | 牡 |
---|---|
毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1999年6月8日 |
死没 | 現役競走馬 |
父 | シングスピール |
母 | カーリング |
生産 | 社台ファーム |
生国 | 日本(北海道千歳市) |
馬主 | (有)社台レースホース |
調教師 | 伊藤正徳(美浦) |
競走成績 | 中央39戦9勝 海外3戦0勝 |
獲得賞金 | 5億881万2000円(中央) |
ローエングリンは、日本の競走馬である。2006年4月15日の時点で中央競馬のGII競走を3勝している。
馬名の由来は、リヒャルト・ワーグナー作のオペラ『ローエングリン』またはその主人公である騎士のローエングリンで、父馬シングスピールの名が18~19世紀にかけてドイツで流行した庶民向け歌劇を意味することからの連想である。
2001年10月14日に東京競馬の新馬戦で初出走、2戦目で勝ち上がる。皐月賞、東京優駿は共に抽選を外してしまい出走できなかった。しかし、宝塚記念に3歳馬、重賞未勝利ながら出走し3着に好走した。
菊花賞以降はマイルから中距離路線で主に活躍し、重賞競走では2003年と2005年のマイラーズカップ、そして2003年の中山記念で優勝している。しかしGI競走では、2002年の宝塚記念3着や、2003年のフランス・ロンシャン競馬場におけるムーラン・ド・ロンシャン賞2着などの好走経験はあるもののまだ優勝はない。実力は認められており、重賞にも顔を出してくるが、さすがに7歳という年齢もあって現在は大敗が続き、これ以上の上積みは厳しい状況になっている。基本的に逃げ脚質のため、展開が向かないときには大敗を喫する。 しかし、2006年の関屋記念では出遅れのため後方からの競馬となったものの4着に入線。続いての京成杯オータムハンデキャップでも同様に4着に追い込むなど、後方からのレースを行うようになっている。 そして毎日王冠ではGI馬6頭という強豪ぞろいのメンバーでありながら追い込んで3着に入り、かつての逃げの面影を潜めている。
[編集] 血統表
ローエングリンの血統 Sadler's Wells系/Mill Reef 5×3=15.63% | |||
父
Singspiel 1992 鹿毛 |
In the Wings 1986 鹿毛 |
Sadler's Wells | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
High Hawk | Shirley Heights | ||
Sunbittern | |||
Glorious Song 1976 鹿毛 |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | |||
Ballade | Herbager | ||
Miss Swapsco | |||
母
*Carling 1992 鹿毛 |
Garde Royale 1980 青鹿毛 |
Mill Reef | Never Bend |
Milan Mill | |||
Royal Way | Sicambre | ||
Right Away | |||
Corraleja 1982 鹿毛 |
Carvin | * Marino | |
Coraline | |||
Darling Dale | Tyrant | ||
Treat F-No.4-p |
カテゴリ: 1999年生 (競走馬) | サラブレッド | 日本生産の競走馬 | 日本調教の競走馬