ヤン・ノルキヤ
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ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ(1975年4月11日 - )は、南アフリカ出身のキックボクサー。
南アフリカキックボクシングスーパーヘビー級チャンピオンのタイトルを保持。 身長211cm、体重146.0kg、"南アフリカの大巨人"のニックネーム通り、そのファイト・スタイルは圧巻。 スティーブジム所属で、豪腕マイク・ベルナルドの弟弟子にあたり、K-1、総合格闘技など、あらゆるリングにあがり、活躍。
2004年3月のK-1 Worrld GPでは、理想のファイト・スタイルを求めて、恩師スティーブの元を去ったマイク・ベルナルドを1R KOで撃破する。最近の試合では北九州で行われた新日本キック主催の格闘イベントTITANSで、敗れはしたものの、セーム・シュルトからダウンを奪い、ハード・パンチャーであることを証明してみせた。
総合格闘技では2001年8月のK-1 JAPAN GP 2001で行われた「K-1 VS 猪木軍」でゲーリー・グッドリッジと対戦するが敗戦。続く12月のPRIDE18で山本宜久(当時は憲尚)と戦うも再び破れ連敗。一年後の2002年大晦日に行われた猪木祭りで安田忠夫と戦い総合初勝利を挙げるが、2003年5月の新日本プロレスの総合ルール「ULTIMATE CLASH」で行われた中邑真輔戦に敗戦。同年大晦日のK-1 Dynamiteでは成瀬昌由と戦うがこれまた敗戦と、総合では思ったような実績を残せていない。しかし、K-1の舞台においては巨体ながら水準以上のテクニックを持つため、チェ・ホンマンなどのほかの大型選手との試合が望まれる。
K-1における出場が少ないためにK-1出場を志願した折、イベントプロデューサーである谷川貞治に菓子折りをプレゼントしたこともあり、お茶目な一面も見られる。