メタルファイター・MIKU

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メタルファイター♥MIKU（めたるふぁいたーみく）は、1994年 7月8日から1994年 9月30日までテレビ東京で放映されたアニメ。

近未来の日本を舞台にリングの上で戦う少女たちの姿を描いた。メディアミックス展開を行っており、小説版や本編の後日談にあたるCDドラマ、ゲーム等が存在する。

[編集] 概要

金曜の朝7時半という時間帯に、この当時のアニメとしては珍しい1クール（全13話）で放送されたスポ根アニメ。クレジット上は9話でシリーズ構成、脚本の平野靖士が降板し、10話から最終話までは河原ゆうじが脚本を手がけたこととなっているが、実際には脚本のほとんどを河原ゆうじが担当した。なお、原案・原作としてクレジットされている尾川大作とは、本作品のプロデューサーである日本ビクターの尾留川宏之の変名である。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

[編集] あらすじ

主人公みくはネオ・プロレス団体、TWP所属のレスラー。この時代、プロレスはメタルスーツをつけて行うネオ・プロレスへと発展し、レスラーもメタルファイターと呼ばれていた。伝説のネオプロレスチャンピオンアクアマリンに憧れるマイナー団体所属の新人メタルファイターのみくは、三人の同僚ファイターとともに、アイドルレスラーチーム、プリティ・フォーとして売り出されデビューする。彼女らは芝野世界女子プロレスがプロモートする統一チャンピオンシップに出場し、アクアマリンへの挑戦権を得るべくさまざまなファイター達と戦いを繰り広げていく。

[編集] 登場人物

みく　（声：吉田古奈美）: TWP所属のプロレスユニット、プリティーフォーの一人で自称美少女の星、プリティーみく。技は未熟だがど根性の持ち主で、底知れぬ才能を秘めている。; 必殺技はみくちゃんにわとりタイフーン、みくちゃん体重プレスなど、技の前に自分の名前をちゃんづけで呼ぶ。
ギンコ　（声：折笠愛）: プリティーフォーの一人でリングネームはプリティーギンコ。蹴りを得意とするパワーファイター。リングの下では姉御肌の女性。
サヤカ　（声：根谷美智子）: プリティーフォーの一人でリングネームはプリティーサヤカ。チーム内の最年長者で、リーダー格のオールラウンドファイター。
ナナ　（声：小野寺麻理子）: プリティーフォーの一人でリングネームはプリティーナナ。小柄で身軽なぶりっこファイター。
周防英一（すおうえいいち）　（声：梁田清之）: 一見ただの酒好きなおっさんだが、昔はアクアマリンのコーチもつとめた名コーチだった。みくの素質に注目する。
芝野幸三（しばのこうぞう）　（声：龍田直樹）: 芝野世界女子プロレスの社長。ＴＷＰの原宿夫妻とは因縁浅からぬ仲で、手段をいとわずプリティーフォーを潰そうとする。
芝野葉子（しばのようこ）・サファイア　（声：篠原恵美）: 芝野世界女子プロレスの代表にして、マスクを被り秘密裏に月光のジュエリーズのリーダー、サファイアの二役をこなす美女。ただし、小説版ではサファイアと芝野葉子は別人である。; 必殺技：デッドリーサファイアズボム、デンジャラスドライバースペシャルなど。
芝野直也（しばのなおや）　（声：藤原啓治）: 芝野幸三の息子。父の命令により、ギンコの引き抜きやみくのナンパを仕掛ける小悪人。
原宿藤吉郎（はらじゅくとうきちろう）　（声：中博史）: ＴＷＰ社長。
原宿昌代（はらじゅくまさよ）　（声：水原リン、峰あつ子）: 原宿籐吉郎の妻。元プロレスラー。
丸米金太（まるこめきんた）　（声：三木眞一郎）: TWPのメカニック担当。みくに惚れている。
アクアマリン　（声：勝生真沙子）: 伝説のチャンピオン。本名は来生早紀。; 必殺技：キラーアントワネットなど。
梶原　（声：菅原淳一）: プリティーみくに注目する、ベテランのプロレス記者。
レフリーメカ　（声：岩永哲也）: この世界ではレフェリングをこのメカが行うようだ。空中に浮いてカウントなどを入れる。