メガワティ・スティアワティ・スカルノプトゥリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メガワティ・スティアワティ・スカルノプトゥリ(Diah Permata Megawati Setiawati Sukarnoputri、1947年1月23日 - )は、インドネシアの政治家である。同国の第5代大統領(2001年7月23日 - 2004年10月20日)。所属政党はインドネシア闘争民主党。
目次 |
[編集] 経歴
初代大統領スカルノと第一夫人ファトマワティの長女として、中部ジャワのジョグジャカルタに生まれる。幼少期は大統領宮殿で過ごしていた。
スカルノを失脚させた9月30日事件当時、メガワティはバンドンのパジャジャラン大学に通う学生であったが、事件後の混乱のため中途退学している。以後、一家は苦しい生活を余儀なくされる。
1968年、最初の結婚。相手は同国空軍のパイロット。二人の子供をもうける。しかし、1971年に夫は事故死。二人の子供を抱えながら、ジャカルタのインドネシア大学で心理学を学ぶが、これも中退している。
1973年、二度目の結婚。相手は元学生運動家で実業家のタウフィック・キマス。この夫は後にメガワティが旗揚げした闘争民主党にも参加している。
[編集] 備考
- 2001年に早稲田大学から名誉博士号を授与されている。
[編集] 関連文献
- 磯松浩滋『どこへ行くインドネシア』、めこん、1995年
- 尾村敬二編『スハルト体制の終焉とインドネシアの新時代』、アジア経済研究所、1998年
- 秋尾沙戸子『運命の長女 - スカルノの娘メガワティの半生 -』、新潮社、2000年
- 塩沢英一『インドネシア烈々』、社会評論社、2000年
- Ahmad Bahar, Megawati Soekarnoputri 1993-1996, PT Pena Cendekia, 1996
- McIntyre, Angus, In Search of Megawati Sukarnoputri, Centre of Southeast Asian Studies, Monash University, 1997
[編集] 関連項目
先代: |
インドネシアの大統領一覧 |
次代: |
カテゴリ: インドネシアの政治家 | 1947年生 | 人名関連のスタブ項目