ミゲル・アンヘル・ナダル
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ミゲル・アンヘル・ナダル(Miquel Àngel Nadal Homar, 1966年7月28日 - )は、スペイン・マリョルカ島出身の元同国代表サッカー選手(DF、MF)。
1986年にRCDマジョルカに入団。翌年デビューを果たし、チームの主力選手として活躍。その活躍が認められ、1991-1992シーズンには名門バルセロナへ移籍し、1991年11月13日のチェコスロバキア戦で代表デビューを果たした。その後も守備の要として5回のリーガ優勝など数々のクラブタイトル獲得に貢献し、1994年のアメリカW杯ではベスト11候補に名を連ね、1998年のフランスW杯にも出場している。
1999-2000シーズンより再びマジョルカへ復帰。既にベテランの域に達していたものの、チームを牽引し、2002-2003シーズンにはコパ・デル・レイ優勝を果たすとともに、フランスW杯以後遠ざかっていた代表に復帰し、2002年の日韓W杯では4試合に出場。年齢を感じさせないプレーぶりでファンを魅了した。2004-2005シーズン途中に現役引退を表明した。
スペインのプロテニス選手で、2005年と2006年の全仏オープンテニス男子シングルスで2年連続優勝を達成したラファエル・ナダルは、彼の甥にあたり、四大大会の決勝ではファミリーボックスに陣取る一族の中に彼の顔を見つけることができる。
[編集] 選手経歴
カテゴリ: スペインのサッカー選手 | マジョルカの選手 | FCバルセロナの選手 | 1966年生