ポグル・ザ・レッサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポグル・ザ・レッサーは、映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』とスター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐に登場する、ジオノーシアンの大公。
もともと下級階層の出身だったポグルは、ジオノーシアンの階級制度に反発していた。やがて貪欲な彼は、権力欲に捕らわれ、スタルガシン・ハイブ(巣群落)を支配しているハーディス・ザ・ヴォールテッドから大公の位を奪おうと画策する。 そこで彼は自分と同じような考えをもつ者達を集め、クーデターを目論むが、企みは事前に露見し、多くの仲間が捕まって処刑闘技場おくりにされてしまう。しかし彼はこの時、シスの暗黒卿ダース・シディアスから援助されており、その結果1年後、ハーディスはポグルの見守るなかで、猛獣アクレイの餌食にされたのだった。こうしてジオノーシアンの大公となったポグルは、次々と反逆者を捕らえて処刑闘技場におくりこみ、自らの地位を確実なものとしたのである。 ドゥークー伯爵ら、分離主義者と結託し大量のバトル・ドロイドを製造。ジオノーシスにおいてオビ=ワン・ケノービらを処刑し、オビ・ワン救出に駆けつけたジェダイ達の全滅を企むが寸前で駆けつけたクローン・トルーパーにより失敗。戦局の悪さからドロイド軍を地下基地に撤退させドゥークー伯爵に、新兵器(デス・スター)の設計図を渡した。
エピソード3ではかつて処刑しようとしたアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)に他の分離主義勢力の要人と共に殺害される