ホーリックス
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性別 | 牝 |
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毛色 | 芦毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1983年10月7日 |
死没 | 存命中 |
父 | スリーレグス |
母 | モルト |
生産 | G.W.De Gruchy |
生国 | ニュージーランド |
馬主 | G.W.De Gruchy |
調教師 | D.J.O'Sullivan(新)) |
競走成績 | 40戦17勝 |
獲得賞金 | 4,165,407NZドル(総賞金) |
ホーリックス(Horlicks)はニュージーランドの競走馬である。
目次 |
[編集] 戦歴
1986年12月30日のベイオブプレンティ競馬場の未勝利戦でデビューして2着。翌1987年1月17日の2戦目で初勝利。1987年は計11走して、11走目は準重賞のダルシーステークス優勝。翌1988年からは重賞に出走するようになる。G1エアーニュージーランドステークスで2着に入ると、G2アワプニ金杯に優勝し、初重賞制覇。次走のTVニュージーランドステークスにも優勝し、初GI制覇。同年のオーストラリアG1コックスプレートにも出走し、2着入着を果たしている。
1989年にはDBドラフトクラシック、マッキノンステークスとG1を2勝し、ジャパンカップに出走。前走マイルチャンピオンシップから連闘でのぞんだオグリキャップとのデットヒートの末、当時の芝2400mJRAレコードである2分22秒2で制した。なお、この勝ちタイムは1999年(アシデロがカルロスペルグリニ大賞で2分21秒98を記録)まで世界で最も速い芝2400mの走破時計でもあった。このJRA芝2400mのレコードタイムは、2002年6月に東京競馬場のコース改修が開始しされるまで12年あまり破られることなく君臨し続けた。
改修後は新たに走破タイムの記録が採られるため、JRA芝2400mおよび東京コース芝2400mのレコードタイムは、2005年11月27日に行われた第25回ジャパンカップにてイギリスのアルカセットが優勝した際の2分22秒1が現在のレコードタイムになっている。
1990年初戦となったDBドラフトクラシックを連覇、1988年に制したTVニュージーランドステークスも再び優勝する。その後4戦するが勝利することはできず、G1コックスプレート8着を最後に引退した。
[編集] 引退後
引退後は繁殖牝馬としても成功し、出走した産駒はすべて勝ち上がるといった好成績を残している。代表産駒は2000年メルボルンカップ優勝馬ブリュー(Brew)。
[編集] 主な勝鞍
- 1988年 - TVニュージーランドステークス(G1)、アワプニ金杯(G2)、ティムロジャースステークス(G3)
- 1989年 - DBドラフトクラシック(G1)、マッキノンステークス(G1)、ジャパンカップ(GI)
- 1990年 - DBドラフトクラシック(G1)連覇、TVニュージーランドステークス(G1)
[編集] 血統表
ホーリックスの血統 (ファラリス系/Aurora 5×4=9.38%、Big Game 5×5=6.25%) | |||
父
Three Legs 1972 芦毛 |
Petingo 1965 鹿毛 |
Petition | Fair Trial |
Art Paper | |||
Alcazar | Alycidon | ||
Quarterdeck | |||
Teodora 1963 芦毛 |
Hard Sauce | Ardan | |
Saucy Bella | |||
Teliastory | Tulyar | ||
King's Story | |||
母
Malt 1978 黒鹿毛 |
Moss Trooper 1972 鹿毛 |
Levmoss | Le Levanstell |
Feemoss | |||
Forest Friend | Linacre | ||
Belle Sauvage | |||
Frill 1969 栗毛 |
Agricola | Precipitation | |
Aurora | |||
Froth | Faux Tirage | ||
Home Brew F-No.10-d |