ホークスタウン
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ホークスタウン (Hawks Town) とは、福岡市中央区地行浜二丁目にある、プロ野球球団福岡ソフトバンクホークスの本拠地福岡ドームをはじめとする街をイメージした複合商業施設である。運営・管理会社は株式会社ホークスタウン。アメリカの投資会社コロニー・キャピタルの傘下(コロニー福岡有限会社が同社を管理している)。なお、ロゴマークは福岡ダイエーホークス時代から変更されていない。
開設当初はツインドーム計画(そこから社名も「株式会社ツインドームシティ」とした)として福岡ドームをベースとしたスポーツドームと、アミューズメントドーム(屋内遊園地)、並びにそれを間に挟んだリゾートホテル・シーホークホテル&リゾートを整備することを目指した。しかしアミューズメントドームは当時の親企業・ダイエーの経営不振や長期不況の影響が災いし思うままに整備できなかったため建設を断念。アミューズメントドームの事実上代わりが下記に示した商業施設・ホークスタウンモールとなった。
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[編集] 主な施設
- 福岡ドーム(福岡Yahoo!JAPANドーム)
- 1993年4月2日に開業。プロ野球・福岡ソフトバンクホークスのホーム球場。2005年2月25日より、ネーミングライツにより福岡Yahoo!JAPANドーム(ヤフードーム)と改称。
- JALリゾートシーホークホテル福岡
- 1995年4月28日開業のホテル。開業当初はシーホークホテル&リゾートという名称だったが、2005年3月1日よりJALホテルズに運営委託され名称変更となった。「都市型リゾートホテル」のコンセプトで建設され、ショッピングゾーンの「シーホークアベニュー」や亜熱帯植物が生い茂る吹き抜けのアトリウムなどを持つほか、全室オーシャンビューとなっている。外観は博多湾に漕ぎ出す巨大な船をモチーフとしている。また、地上143m(36階建て)の高層ホテルであり、福岡タワーを除くと市内でもっとも高いビルである。
- ホークスタウンモール
- 2000年4月26日オープンのショッピングモール。2005年11月16日には既存のモールに隣接して「モール2」がオープンし、グランドオープンとなった。この「モール2」のテーマは「スポーツ&リゾートマインド」で、九州初となる屋内フットサル場や天然温泉を用いたアジアンリゾート風露天風呂も入居している。延べ床面積は約81000m2
- 主なテナントを以下に示す。
- Zepp Fukuoka
- ユナイテッド・シネマ福岡
- ナムコワンダーパーク ホークスタウン
- 福岡デザートフォレスト
- トイザらス 福岡ホークスタウン店
- ナイキストアホークスタウン
- ユナイテッド・カラーズオブ・ベネトン
- ABCマート ホークスタウン店
- HMVホークスタウン
- GAP
- ハードロックカフェ福岡
- one's ホークスタウン福岡店
- アジアンヒーリングスパPuna Ola
- ホークスタウンフットサルスタジアム
[編集] 交通
[編集] 沿革
- 1989年7月15日:株式会社福岡ダイエーリアルエステート(FDRE)を設立。
- 1992年2月3日:株式会社ツインドームシティ設立。
- 1993年4月2日:福岡ドーム開業
- 1995年4月28日:シーホークホテル&リゾート開業
- 1998年:温泉の掘削に成功
- 1998年11月1日:神戸セントラル開発株式会社と株式会社ツインドームシティーが吸収合併(存続会社は後者)し新会社株式会社福岡ドームに社名変更。
- 2000年4月26日:ホークスタウンモール開業
- 2003年12月2日:ダイエーとコロニーキャピタルが福岡ドームとシーホークをコロニーキャピタルに売却する契約を締結
- 2004年3月31日:株式会社福岡ドームのホークスタウン運営・管理部門をFDREが吸収合併した上で、FDREをコロニーキャピタルが買収。経営権がダイエーからコロニー・キャピタルに移る。明くる4月1日より、買収後の新社名を株式会社ホークスタウンとする。
- 2005年1月28日:福岡ドームの営業業務を福岡ソフトバンクホークスマーケティング株式会社に譲渡
- 2005年2月25日:福岡ドームを「福岡Yahoo!Japanドーム」と改称
- 2005年3月1日:シーホークをJALホテルズに運営委託、「JALリゾートシーホークホテル福岡」と改称
- 2005年11月16日:ホークスタウンモール2が開業、これによりホークスタウンモールグランドオープン
[編集] 外部リンク
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