ホンダ・バラード
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バラード (BALLADE) は、本田技研工業がかつて生産・販売していた自動車である。ベルノ店で販売されていた。
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[編集] 歴史
[編集] 初代(1980-1983年)
2代目シビックの姉妹車として登場。イメージ的には若干、シビックより高級感があったが、実態は、当時のシビック・4ドアセダン室内空間をわずかに圧縮し、ボディの前後をリデザインしたもの。エンジン/サスペンション等、機構部品シビックとほぼ共通である。また英国の国有企業、ブリティッシュ・レイランド(BL)がトライアンフアクレイム(Triumph Acclaim)としてライセンス生産をしていた。
[編集] 2代目(1983-1986年)
3代目シビックの姉妹車として登場。シビックとは違い、セミリトラクタブル・ヘッドライトを採用していた。シビック、CR-Xと共に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。グレード構成は、1500ccエンジン搭載車がCR-i/M/M Extra、1300ccエンジン搭載車がCR-U/B/Lであった。
この代でバラードの名前は消滅。後継車はクイントインテグラ。例外として、海外の一部の地域では、4代目シビックにバラードの名前が冠されて販売されていた。
[編集] 車名の由来
楽曲の種類のバラード(譚詩曲)。