ベロリンガ

ベロリンガは、ポケットモンスターシリーズに登場する490種の架空のキャラクター（モンスター）のうちの一種である。

[編集] 特徴

桃色の太ったサンショウウオのような姿をした、身長の2倍以上もの長さの舌を持つポケモン。その舌を器用に操り、戦闘から食事まであらゆる行動を舌でこなす。また、この舌で舐められると体がしびれて動けなくなる。

『ポケットモンスター赤・緑』では野生のものが出現せず、ゲーム中のトレーナーとの交換でしか入手できない。『青』ではサファリゾーンに出現する。「HP」がやや高く、「すばやさ」が低いほかは平均的な能力を持つ。

『ポケモンスタジアム2』では、ミニゲーム「ベロリンガのぐるぐるずし」が登場する。ベロリンガを操り、舌を伸ばして回転寿司を次々と食べていくという内容。

『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、ステージの一つ「ポケモン亜空間」のフィールドの一部として巨大なベロリンガが登場する。

物語途中から、ムサシのポケモンとして登場。ロケット団ボス・サカキへのプレゼントを食べようとして駄目にしたため、激昂したムサシによってノックアウトされたのち捕獲された。その直後に行われた大会の決勝戦・対カスミ戦で登場し、その舌でカスミのポケモンを次々と痺れさせ、後一歩のところまで追い詰めた。

しかしその後はあまり活躍の機会に恵まれずついには金銀編に於いて、誤ってソーナンスと交換され、ムサシの手元から離れてしまう。オレンジ諸島編以後コジロウの主力がマタドガスからウツボットに移行したのとは対照的である。

拡張パック第2弾『ポケモンジャングル』。相手に与えられるダメージこそ少ないものの、HPが高く、相手を特殊状態にする技を持つため、壁として長く場に居座り続けることの出来るポケモンである。その後、タケシのポケモンとしても登場している。