ヘルマン・レンティング
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オランダの総合格闘家。 1968年12月31日、アムステルダム出身。182センチ、96キロ。 クリス・ドールマンの愛弟子であり、キックボクシングとサンボを習得。 1991年5月、リングス旗揚げ戦に初来日。初期リングスの常連となり、リアルファイト要員として重宝され、西良典や角田信朗など他流派選手初参戦の際にはポリスマンとして対戦することが多かった。その潜在能力の高さは前田日明のみならずオポジションに在籍していた船木誠勝にも高く評価されていたが、気性の荒さからトラブルも多く、1992年4月の佐竹雅昭戦では来日直前まで刑務所に入っていたエピソードも。1993年のメガバトル・トーナメントでは4位入賞して頭角を表すが、以後来日間隔が長くなり(ある事情で出国出来なかったという説が濃厚)、1998年の坂田亘戦では呆気なく敗退、「旗揚げメンバーは来日しなくていい」と辛辣な評価を受けた。2000年にはPRIDE参戦を果たすも、小路晃にあっさりと敗退。その後リングスオランダ大会でも敗北を喫したのを最後に、高いポテンシャルを発揮出来ずに総合格闘技のキャリアを終えた。 クリス・ドールマンによれば、2004年現在服役中。