プライド (競走馬)

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プライド
性別	牝
毛色	鹿毛
品種	サラブレッド
生誕	2000年 4月20日
死没	（現役競走馬）
父	パントレセレブル
母	Specificity
生産	N.P.Bloodstock Ltd.
生国	フランス
馬主	N.P.Bloodstock S.ハンソン
調教師	John Edward Hammond（仏） G.A.Butler（英） A.ド・ロワイエ＝デュプレ（仏）
競走成績	26戦9勝
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プライド（Pride）は、フランスの競走馬。2006年にサンクルー大賞でハリケーンランを破って制し、同年の凱旋門賞では、ディープインパクト、ハリケーンランに先着し2着に入線した。

なお、この馬のデビュー戦に武豊が騎乗している（3着）。

[編集] 戦績

2002年8月31日に武豊を背にデビュー。その後1年以上の休養に入る。復帰後2戦目に初勝利を挙げ、その3走後に2勝目をあげ、これが初重賞勝利(G3)となった。G2のコリーダ賞3着を経て初のG1のサンクルー大賞に挑んだが、結果は5着であった。次走のG2ジャンロマネ賞は2着、その次のG1ヴェルメイユ賞は3着と好走し、凱旋門賞へ挑む。しかし生涯唯一の2桁着順である13着(優勝はバゴ)に終わった。ちなみにこの時日本から挑戦したタップダンスシチーは17着。その後わずか2週間後のG2コンセイユドパリ賞を勝ち2004年を終える。

2005年の初戦はG1のガネー賞。しかしまたもバゴが優勝、6着に終わる。次走のコロネーションカップも6着に終わるが、次走のG2ジャンロマネ賞から、現在の主戦騎手であるクリストフ・ルメールを鞍上に向かえ勝利する。さらには凱旋門賞の前哨戦であるG2フォア賞を制す。ちなみにこのとき2着に負かした馬が、その年のジャパンカップを制したアルカセットであった。昨年の雪辱を果たすべく臨んだ凱旋門賞は、ハリケーンランの6着に敗れる。その後チャンピオンステークス、香港カップはクリストフ・スミヨンを鞍上に迎えるが、勝ちきれず2着に終わる。

2006年初戦のG1ガネー賞から鞍上をルメールに戻し4着にはいると次走のG2コリーダ賞を勝利する。そして2年ぶりにサンクルー大賞に挑むと、凱旋門賞で敗北したハリケーンランを下し、見事優勝。次走のフォア賞はシロッコ、ハリケーンランに先着され3着に終わる。3度目の挑戦となった凱旋門賞では、プライドは後方を追走し、最後の直線で日本から遠征してきたディープインパクトを差しきり、レイルリンクに次ぐ2着に食い込んだ。続く、G1チャンピオンステークスではハリケーンランらを退け、3馬身差の圧勝を収めた。さらに香港カップでは、アドマイヤムーンの外からの追い込みをハナ差で粘り勝利した。

この香港カップを最後に引退、繁殖入りすることとなった。

[編集] 競走成績

2002年（1戦0勝）
2003年（3戦1勝）
2004年（8戦2勝）
- アレフランス賞（G3）1着、コンセイユドパリ賞（G2）1着
2005年（7戦2勝）
- ジャンロマネ賞（G2）1着、フォワ賞（G2）1着、チャンピオンステークス（G1）2着、香港カップ（G1）2着
2006年（7戦4勝）
- チャンピオンステークス（G1）1着、香港カップ（G1）1着、コリーダ賞（G2）1着、サンクルー大賞（G1）1着、凱旋門賞（G1）2着

[編集] 血統表

プライドの血統　ヌレイエフ系（ノーザンダンサー系）
父 *パントレセレブル Peintre Celebre 1994 アメリカ栗毛	Nureyev 1977 アメリカ鹿毛	Northern Dancer	Nearctic
			Natalma
		Special	Forli
			Thong
	Peintre Bleue 1987 アメリカ栗毛	Alydar 1975	Raise a Native
			Sweet Tooth
		Petoroleuse 1978	Habitat
			Plencia
母 Specificity 1988 アメリカ鹿毛	Alleged 1974 アメリカ鹿毛	Hoist the Flag 1968	Tom Rolfe
			Wavy Navy
		Princess Pout 1966	Prince John
			Determined Lady
	Mandera 1970 アメリカ鹿毛	Vaguely Noble	Vienna
			Boble Lassie
		Foolish One 1957	Tom Fool
			Miss Disco F-No. 8-d