ブロードアピール
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性別 | 牝 |
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毛色 | 黒鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1994年4月13日 |
死没 | 現役繁殖牝馬 |
父 | Broad Brush |
母 | Valid Allure |
生産 | ダイアン C. ケム |
生国 | アメリカ |
馬主 | 金子真人 |
調教師 | 松田国英(栗東) |
競走成績 | 中央32戦12勝 地方3戦1勝 海外1戦0勝 |
獲得賞金 | 5億445万2千円 |
ブロードアピールは日本の競走馬。外国産で、主な勝ち鞍は、ガーネットステークス、シリウスステークス、プロキオンステークス、根岸ステークスなど。小さなピッチ(歩幅)からの、ダートでの強烈な追い込みが有名である。
[編集] 戦績
デビューが遅れた同馬は4歳の秋になった1998年9月12日、4歳上500万下の芝のレースで初出走するも、3着。続いて4歳上500万下のダートのレースにて初勝利した後、堀川特別にて鞍上に岡部幸雄を迎えるも惨敗。しかしその後500万下から900万下のレースを4連勝する。その後も重賞で好走を続け、第5回シルクロードステークスで重賞初勝利をあげた。だが、その後芝のレースでは頭打ちとなる。
[編集] ダートでの活躍
2000年5月14日の栗東ステークス(オープン特別)でブロードアピールは初勝利時以来のダート競馬に出走した。このとき、57kgと牡馬を含めても最高斤量であったにもかかわらず目の覚めるような追い込みでエイシンサンルイス、サウスヴィグラスらを破ってレコード勝ちを収めた。
その後再び芝のレースを使った後、第14回根岸ステークスに騎手は武幸四郎で参戦した。最後方からのスタートとなり、先頭が残り400mの標識を通過する直前まで最後方に位置していたが、そこから後に鬼脚と呼ばれる末脚が炸裂。直線だけで7馬身以上離れ、更に200標識通過時点で5馬身ほど離れた先頭を差しきり、逆に2着のエイシンサンルイスに1 1/4差をつけて勝った。
以降もダート短距離のレースを走り続け、8歳になった2002年の年明けにはガーネットステークスを勝利する。JRAで8歳牝馬が平地重賞を勝ったのはこの馬が初めてである。そしてその年のドバイゴールデンシャヒーンにも参戦し、5着という戦績を残して引退した。GII以上での最高着順は第1回JBCスプリントでの2着。
ブロードアピールの血統 (ヒムヤー系/Turn-to 4×4×5=15.63%、Alsab 5×5=6.25%、Princequillo 5×5=6.25%) | |||
父
Broad Brush 1983 鹿毛 |
Ack Ack 1966 鹿毛 |
Battle Joined | Armageddon |
Ethel Walker | |||
Fast Turn | Turn-to | ||
Cherokee Rose | |||
Hay Patcher 1973 鹿毛 |
Hoist the Flag | Tom Rolfe | |
Wavy Navy | |||
Turn to Talent | Turn-to | ||
Hidden Talent | |||
母
Valid Allure 1985 黒鹿毛 |
Valid Appeal 1972 黒鹿毛 |
In Reality | Intentionally |
My Dear Girl | |||
Desert Trial | Moslem Chief | ||
Scotch Verdict | |||
Alluring Girl 1980 黒鹿毛 |
Secretariat | Bold Ruler | |
Somethingroyal | |||
Water Cress | Hail to Reason | ||
Hillbrook F-No.4-r |
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