フォルクスワーゲン・イオス
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フォルクスワーゲン・イオス | |
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製造期間 | 2006年 – |
ボディタイプ | 2ドア・クーペカブリオレ |
エンジン | 直4 2.0LDOHCターボ 200PS V6 3.2LDOHC 250PS |
全長 | 4410mm |
全幅 | 1790mm |
全高 | 1435mm |
車両重量 | 1590~1640kg |
車台が共通の車種 | ゴルフV ジェッタ |
同クラスの車種 | プジョー・307CC ルノー・メガーヌ・グラスルーフカブリオレ オペル・アストラ・ツイントップ |
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フォルクスワーゲン・イオス (Volkswagen Eos) は、フォルクスワーゲンの電動格納式ハードトップを採用する乗用車である。
[編集] 概要
ガラスルーフを採用した4シーターオープンカー。いわゆる「クーペ・カブリオレ」形式である。そのルーフ部分はMINIコンバーチブルと同様に頭上部分だけをスライドさせてサンルーフのように使うことも可能である。ゴルフVが車体のベースであるが、外観は大幅にアレンジされ、ひと目見ただけでは別の車との印象さえ受ける。
そのキャラクターからゴルフIIIカブリオレの後継と思われがちだが、フォルクスワーゲン自身が「ゴルフIIIカブリオレの後継的意味合いはニュービートル・カブリオレであり、この車はゴルフとパサートの間に位置する新しいジャンルの車」と明言している(実際に中身は前半分がゴルフ、後半分がパサートのものを流用)がとおり、別コンセプトの車である。
欧州では2006年春に発売され、日本では同年10月より発売された。
イオス及びEOSはキヤノン(一眼レフカメラの商品名)の登録商標であり、フォルクスワーゲンはキヤノンに対していくらかの商標使用許諾料を支払ったと思われる。けれども日本では「キヤノンの一眼レフカメラの名前」というイメージが強いせいか、TV及び雑誌を使った広告展開は行われていない模様。
[編集] モデル
欧州では直列4気筒1.6LDOHCと同2.0L、直列4気筒2.0LTDIディーゼルも選べるが、日本仕様は直列4気筒2.0ℓDOHCターボエンジンを搭載した「2.0T」(438万円)とV型6気筒3.2ℓDOHCエンジン搭載の「V6」(498万円)が用意される。共に駆動方式はFF、6速DSG、右ハンドルのみの設定。外板色は6色、内装色は3色が用意される。