ピアノソナタ第22番 (ベートーヴェン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作曲したピアノソナタ第22番ヘ長調Op.54は1804年に作られた。この曲は小規模で2楽章制を取り、ソナタでありながらソナタ形式の楽章を持たず、ヴァルトシュタイン、熱情の2つの巨大な作品に挟まれているため、存在感が薄く、詳しい作曲の動機も分かっていない。
[編集] 曲の構成
- 第1楽章 In Tempo d'un Menuetto
- メヌエット風の主題と、3連符の激しいオクターブ連打による副主題が交替で現れる。
- 第2楽章 Allegretto
- 3部形式。低音に提示される湧き上がるようなモティーフが、終始主題労作的に展開される。展開部は転調を繰り返し、切迫し、色彩的でありドラマティックである。再現部やコーダは主音のトレモロが保持され、クライマックスを築く。
このソナタの一般的な人気は薄いが、ロベルト・シューマンが高く評価したといわれている。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 (悲愴) | 9 | 10 | 11 | 12 (葬送) | 13 (幻想曲風ソナタ) | 14 (月光) | 15 (田園) | 16 | 17 (テンペスト) | 18 | 19 | 20 | 21 (ヴァルトシュタイン) | 22 | 23 (熱情) | 24 (テレーゼ) | 25 (かっこう) | 26 (告別) | 27 | 28 | 29 (ハンマークラヴィア) | 30 | 31 | 32 |