ドン・マッティングリー

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ドン・マッティングリー（Donald Arthur Mattingly, 1961年 4月20日 - ）はアメリカ・メジャーリーグ、ニューヨーク・ヤンキースで1980年代から1990年代半ばまで活躍した野球選手。

ヤンキースで1982年からプレーしたが、折りしも低迷期の時代で、結局引退までにワールドシリーズに出場することはついにかなわなかった。（皮肉にも、引退した翌1996年に、ヤンキースはワールドチャンピオンになった）それでもひとり気を吐き、1984年にはチームメイトのデーブ・ウィンフィールドと激しい打率争いを演じ、僅差で首位打者のタイトルを獲得している。また、ファーストの守備もうまく、ゴールドグラブ賞も9回受賞している。1991年から最後のシーズンである1995年までヤンキースのキャプテンを務めた。

引退した翌々年の1997年に、背番号23が永久欠番に指定された。これは、キャプテンとして、中軸打者として低迷期のチームを鼓舞し、勝利に貢献をしたことに対してのものである。2004年のシーズンからヤンキース打撃コーチに就任して現場復帰し、松井秀喜、デレク・ジーターらの指導にあたった。2007年シーズンよりヤンキースのヘッドコーチに就任する。

[編集] 通算成績

出場試合: 1785
打数: 7003
得点: 1007
打点: 1099
安打: 2153
本塁打: 222
盗塁: 14
打率: .307
出塁率: .358
三振: 444

[編集] 年度別打撃成績

年度	チーム	試合	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	四球	三振	打率	出塁率	長打率
1982	NYY	7	12	0	2	0	0	0	1	0	0	1	.167	.154	.167
1983	NYY	91	279	34	79	15	4	4	32	0	21	31	.283	.333	.409
1984	NYY	153	603	91	207	44	2	23	110	1	41	33	.343	.381	.537
1985	NYY	159	652	107	211	48	3	35	145	2	56	41	.324	.371	.567
1986	NYY	162	677	117	238	53	2	31	113	0	53	35	.352	.394	.573
1987	NYY	141	569	93	186	38	2	30	115	1	51	38	.327	.378	.612
1988	NYY	144	599	94	186	37	0	18	88	1	41	29	.311	.353	.462
1989	NYY	158	631	79	191	37	2	23	113	3	51	30	.303	.351	.477
1990	NYY	102	394	40	101	16	0	5	42	1	28	20	.256	.308	.335
1991	NYY	152	587	64	169	35	0	9	68	2	46	42	.288	.339	.394
1992	NYY	157	640	89	184	40	0	14	86	3	39	43	.288	.327	.416
1993	NYY	134	530	78	154	27	2	17	86	0	61	42	.291	.364	.445
1994	NYY	97	372	62	113	20	1	6	51	0	60	24	.304	.397	.411
1995	NYY	128	458	59	132	32	2	7	49	0	40	35	.288	.341	.413
Total	'	1785	7003	1007	2153	442	20	222	1099	14	588	444	.307	.358	.471