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ドロシー・L・セイヤーズ - Wikipedia

ドロシー・L・セイヤーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ドロシー・L.・セイヤーズ (Dorothy Leigh Sayers1893年6月13日 - 1957年12月17日) は、オックスフォードに生まれウィザムに没した英国作家翻訳家、現代/古典言語学者、キリスト教人道主義者である。ディテクションクラブ三代会長を務めた。

ドロシー・L.・セイヤーズ (常にこのL.にこだわった)が最も知られているのは、恐らく「ピーター・ウィムジイ卿」ものの推理小説を通してであろう。ウィムジイはセイヤーズのシリーズ探偵で、英国の貴族である。アガサ・クリスティと並ぶ英国女性推理小説家であるが、黄金期の作家としては日本では比較的紹介が遅かった。早川書房と東京創元社が訳本を出版している。特に後者は創元推理文庫でピーター卿もの長篇を数多く出版(全作出版予定。2005年12月の段階で第1作から第10作まで刊行済み)、日本でのセイヤーズ受容に大きく貢献した。この項目での固有名詞は、主に創元推理文庫版(浅羽莢子訳)に従う。

目次

[編集] 経歴と生きざま

セイヤーズはオックスフォードに産まれた。父親は文学修士で牧師のヘンリー・セイヤーズ。当時オックスフォードのクライストチャーチづきの牧師兼クワイアスクールの校長であった。セイヤーズはオックスフォードのサマーヴィル校で学び、現代言語学の一等をとった。当時は学位を授与されなかったが、数年後女性にも学位を授与できるようになり、女性で学位を持った最初の人々の一人となった。卒業後は、はじめ教師として、後にロンドンの広告会社Benson社にコピーライターとして勤務した。広告業界での経験は、推理小説『殺人は広告する』 Murder Must Advertise の中で活かされることになる。

[編集] 「他言無用。赤ん坊について」

1922年に、セイヤーズはビル・ホワイト (Bill White) という失業中の自動車セールスマンと密接な肉体関係を持つようになった。その時期は短かったが結果として妊娠した。ホワイトはこれを喜ばず、妊娠したことを打ち明けられると「惨めに激怒して」飛び出していった。

その頃セイヤーズの両親は70代になっており、娘が未婚の母となることが老親たちを煩わずのを避けるため、セイヤーズは友人・家族の前から姿を消すことを選択した。そのままBenson社で働き続け、妊娠後期に入った時点で疲労を訴えて長期休暇をもらった。偽名を使って一人で産院 (mother's hospital) に行き、男の子 John Anthony を産み落とした。1924年1月3日、ハンプシャーの Southbourne でのことである。セイヤーズはそこに3週間留まり、赤ん坊の面倒を見た。

思いもかけない子供ができ、このままでは生活も仕事もおぼつかないので、セイヤーズは息子を従姉妹の Ivy Shrimpton に預けることにした。従姉妹に手紙で「私のとある友人」の悲惨な物語なるものを聞かせ、子供を引き受けてもらえないかと頼み込んだ。彼女の了解をとりつけると、また手紙を書いた。「親展。他言無用のこと。赤ん坊の詳細について。」 ("Strictly Confidential. Particulars about Baby.") で始まるこの手紙の中で、セイヤーズは子供の実の親が何者かを暴露し、彼女に沈黙を誓わせている。

二年後、もうその頃にはセイヤーズは推理小説を書き始めていたのだが、彼女は Oswald Arthur "Mac" Fleming と結婚した。彼は Atherton Fleming の名前で記事を書くプロのジャーナリストだった。夫婦は後に John を養子としたが、決して同じ屋根の下には住まわせなかったし、セイヤーズは彼が自分のお腹を痛めた実の息子だと公式に認めることもなかった。当時の歴史的慣習を考えれば、これは驚くにはあたらない。John Anthony Fleming は1984年まで生き、60歳で死んだ。

[編集] 淑女作家

卒後、セイヤーズは自分の居場所を探して苦闘していた。セイヤーズが処女小説のプロットをまとめたのは恐らくは1921年のいつ頃かのことだと思われる。1921年1月22日の手紙に見られるこのプロットは、『誰の死体?』 Whose Body? として開花した。

(訳注: 手紙の引用部分につき訳出せず。下記 Reynolds の書物からの重引。合法な引用とは思うが、あらゆる引用を禁止すべしという議論がなされているため。なお、日本では戦時加算のためセイヤーズの著作権は2017年まで消滅しない。内容は推理小説のプロットについての覚え書きである)

「あっ、しまった」(浅羽莢子訳。原文では"Damn!")と毒づきながら推理小説界に飛び込んできたピーター・ウィムジイ卿は、11冊の長編と2冊の短編集に登場し読者に親しまれた。他に未完の未発表作品が一つある。あるときセイヤーズはピーター卿は Fred Astaire と Bertie Wooster とのミックスだと語ったことがあるが、その傾向は最初の5つの長編で顕著である。しかし、ピーター卿の変化を追ってみれば、彼が一人の人格としてセイヤーズの心の中に息づいていたことが明らかであろう。


註:次の二つのパラグラフでは、長編推理小説『毒を食らわば』(Strong Poison) 、 『死体をどうぞ』(Have His Carcase)、『学寮祭の夜』(Gaudy Night)のプロットの一部を明らかにしています。推理小説としてのネタばれではありませんが、読者の興趣を殺ぐ可能性がありますので、未読の方はご注意ください


推理小説の創作に疲れ果てたとき、セイヤーズは推理作家にしてアマチュア探偵のハリエット・ヴェインを傑作『毒を食らわば』 Strong Poison に参加させた。ヴェインはオックスフォードを卒業し学位を得た、当時としてはかなり稀な高学歴の女性であった。卒後大学を去り、推理小説作家として売れっ子になっていたが、愛人を毒殺した廉で逮捕され訴えられた(『毒を…』)。ヴェインに一目惚れしたウィムジィは冤罪であると確信、驚くべき真相を暴き、絞首刑からヴェインを救う。以降、ことあるごとに求婚を繰り返すが、ヴェインは結婚に踏み切れない。『死体を…』ではヴェインは有能なワトソン役ないしは推理合戦の相手として活躍し、『学寮祭…』では母校で起きた不可解/不愉快な事件を捜査する。事件はウィムジィの演繹的推理によって解決を見るが、その過程でヴェインは襲撃され、一方ウィムジィが普段見せないでいる深い心の襞を知ることになる。

一再ならずセイヤーズは、「ハスキーヴォイスで黒い目の」ハリエットを生み出したのはピーター卿を華燭の儀と共に退場させるためだったと言っている。しかしながら、(ピーター卿とハリエットが最終的に結ばれることになるピーター卿もの長編第10作の)『学寮祭の夜』 Gaudy Night を書く過程で、セイヤーズはこれまでになかった程この二人に命を吹き込むことに成功した。その結果セイヤーズ曰く「ピーター卿の次のステージが見えた」のである。

セイヤーズには葡萄酒売りのモンターニュ・エッグ (Montague Egg) が謎を解く短編のシリーズもある。

[編集] 神の働きに向かって

セイヤーズ自身は、ダンテの『神曲』の翻訳こそ自分の最高傑作だと考えていた。自分でも宗教的な随筆を書き、その中では『王となるべく生まれた人』The Man Born to be Kingが最もよく知られているであろう。

セイヤーズの宗教作品が大変よく英国国教会の立場を表していたので、カンタベリー大主教は1943年に神学の名誉博士号を授与しようとしたが、セイヤーズはそれを丁重に断った。しかし1950年にはDurham大学から文学の名誉博士号を受けた。

彼女の随筆 The Lost Tools of Learning はアメリカ合衆国のいくつかの学校で古典教育 (classical education) の教材として用いられたことがある。

セイヤーズはC・S・ルイスの及びそのサークルをよく知っていた。時にはソクラテス・クラブ (Socratic Club) でルイスと一緒になることもあった。ルイスは、自分は復活祭には必ず The Man Born to Be King を読むが、推理小説はどうも楽しみかねると言っていた。しかしJ・R・R・トールキンはウィムジイものを幾つか読んだことがあり、後期作品(『学寮祭の夜』など)に冷笑を浴びせかけた。

[編集] 批評

[編集] 「ハリエット・ヴェインってずばり誰なんですか?」

多くの文芸批評家は次のように結論づけている。ハリエット・ヴェインは実際の所ドロシー・L.・セイヤーズその人であって、ピーター卿の世界に自己を投影し、「それからずっと幸せに暮らしましたとさ」と言ってみたかったのだと。しかしこれは一つの論に過ぎない、確かにセイヤーズはヴェインと共通する面を多く持っている。特に、知性という桎梏、男性が動かしている階級社会の中での大学教育を受けた女性という立場を。だが、ヴェインには学究生活において自分の現状を肯定する面が本質的に存在し(大学での静かな研究生活に強い未練を感じていない)、これは学問を求め続けたセイヤーズには決して見られないものである。

[編集] ピーター卿の性格破綻問題

推理小説の探偵は自由に探偵活動ができなければいけない。だから個人的に裕福でしかも貴族の称号を持った人物が、二つの大戦の間のロンドンで殺気だって走り回り、謎を解いていかなければならなかったのである。ピーター卿は次男である(ので、長男のようには家族に縛られず、楽しみを必要としている)。同時に資産を持っている(『忙しい蜜月旅行』Busman's Honeymoonの中で Dowager Duchess がウィムジィが所有する「ロンドンの財産」について触れているように)。金持ちで教養があり魅力的でしかも勇敢。といった性格の上に、セイヤーズはさらに大きな一つを加えた。ピーター卿は神経を病んでおり、責任を恐れる。これらはいずれも、英国陸軍大佐として戦役に参加した際撃たれて壕に埋まり、部下に掘り出してもらった経験によるものである。

『猫の舌に釘をうて』で有名な都筑道夫は、『忙しい蜜月旅行』(ハヤカワポケットミステリ)の解説の中で、セイヤーズが貴族探偵を生み出した動機として、作家自身が金に困っていたので、せめて探偵役には良い暮しをさせたいと考えたと説明している。ウィムジィの精神的な弱さは、ハリエットとの関係にも大きな影響を与え、小説に奥行きをもたらすことになった。

[編集] セイヤーズ作品の反ユダヤ性について

セイヤーズの作品に見られる反ユダヤ的要素は多くの議論の的になってきた。多くの人々が長編小説に見られる反ユダヤ性を、それが書かれた時代や場所を考慮に入れてもなお臆面ないものだとしてきた。別の人々は、ウィムジィものに出てくる最も無礼な部分というのは登場人物の会話に出てくるが、その登場人物は著者自身の考えを代表しているわけではないとしている。この点に関してはセイヤーズが英国国教会の良い信者以外の人々 -- 特にユダヤ人やアメリカ人 -- に対して、良く言っても見下すような態度をとりがちであったことからいささかはっきりしない部分がある。1920年代には、セイヤーズはG・K・チェスタートンとその兄弟に対し、反ユダヤ的であるとして否定的に言及している。一方では1943年から1944年にかけて J. J. Lynx が出した The Future of the Jews の中のあるエッセイに、ユダヤ人は自分たちが住む国に対する忠誠心を欠いた悪い市民であると書いている。これはまぎれもなくセイヤーズの声に他ならない。このエッセイは他の著者の反対によって結局コレクションの中に収載されず、二度と出版されなかったため、十分な議論の対象とならずに終わっている。

[編集] 他の作者の作品中のセイヤーズ

セイヤーズ作品は同時代の作家による多くのパロディを生んだ(作者自身によるパロディもある)。セイヤーズも賞賛した推理小説の古典である『トレント最後の事件』の作者E・C・ベントリーの "Greedy Night" (1938)は特に興味深い。

Gaylord LarsenのDorothy and Agatha [ISBN 0-451-40314-2]の中では、セイヤーズがアガサ・クリスティと共演する。これは架空の殺人事件を描いた推理小説で、自分のダイニングルームで男が殺され、セイヤーズはその謎をとかなければならなくなる。

Jill Paton Walshはウィムジイ+ハリエットものの二作を書いた。一つはセイヤーズの未完の作品を元にしたThrones, Dominations、一つは"Wimsey Papers"を元にしたA Presumption of Deathである。"Wimsey Papers"はいろいろなウィムジイさんからの手紙というふれこみで第二次大戦中にThe Spectatorが出版したものである。

[編集] 代表作

[編集] ピーター卿もの長篇

原題と邦訳書の題名。Busman's Honeymoonは早川書房(ハヤカワポケットミステリ、ハヤカワ文庫)、それ以外は東京創元社(創元推理文庫)。*印はハリエット・ヴェイン登場作。

  1. Whose Body? (1923) 『誰の死体?』
  2. Clouds of Witness? (1926) 『雲なす証言』
  3. Unnatural Death (1927) 『不自然な死』
  4. The Unpleasantness at the Bellona Club (1928) 『ベローナ・クラブの不愉快な事件』
  5. Strong Poison (1930) 『毒を食らわば』*
  6. The Five Red Herrings (1931) 『五匹の赤い鰊』
  7. Have His Carcase (1932) 『死体をどうぞ』*
  8. Murder Must Advertise (1933) 『殺人は広告する』
  9. The Nine Tailors (1934) 『ナイン・テイラーズ』
  10. Gaudy Night (1935) 『学寮祭の夜』*
  11. Busman's Honeymoon (1937) 『忙しい蜜月旅行』*

[編集] 合作長篇

  1. The Documents in the Case (1930) 『箱の中の書類』(R・ユースタスと合作)


[編集] リレー長篇

[編集] 参考

[編集] 外部リンク

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