ドニエプル川
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ドニエプル川 (ロシア語:Днепр, ドニェープル; ベラルーシ語:Дняпро; ウクライナ語:Дніпро', ドニプロー; ポーランド語:Dniepr, ドニェプル) は、ロシアから始まって、ベラルーシを経てウクライナに流れ黒海に注ぐ川である。総延長は、2200km。
北ロシアのヴァルダイの丘に源流を発し、南へ流れて、最終的には黒海に流れ込んでいる。
川は、115kmの長さに渡って、ベラルーシとウクライナの国境になっている。
下流の約800km部分には、貯水池が連続してある。
ドニエプル川は、ウクライナの首都キエフを北から南へ縦断して流れており、またこの町はロシア圏最初の国家であるキエフ・ルーシの中心であった。また、ロシア圏では「ロシアの母」と呼ばれるヴォルガ川に次いでよく知られた川となっている。
目次 |
[編集] ドニエプル川沿いの都市・町(川の上流より)
[編集] ロシア
- ドロゴビチ(ドロホビチ)
- スモレンスク
[編集] ベラルーシ
- モギレフ
- ロガチェフ
- ズロビン
- オーサ
[編集] ウクライナ
- キエフ
- カーニヴ
- チェルカースィ
- クレメンチューク
- ドニプロペトロウシク
- ザポリージュジャ
- ニーコポリ
- ヘルソーン
[編集] 主な支流
- プリピャチ川
- スーラ川
- デスナー川