ドイツ軍事保安局
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ドイツ軍事保安局（Amt für den militärischen Abschirmdienst；略称：MAD）とは、ドイツ連邦軍に所属する防諜機関。連邦憲法擁護庁と同じ任務を連邦軍内部で遂行する。自衛隊の調査隊に相当する。
MADは、公開資料源、公開調査及び照会、部隊から入る連絡、並びに他の保安機関からの情報入手の方法によって情報を入手する。スパイ及び過激派対策の際には、諜報手段も使用するが、連邦軍内にエージェント網は有していない。
2003年9月中盤、ドイツ連邦政府は法律修正案を採択し、国外の「軍部隊及び部隊施設が存在する」場所で情報収集に従事することがMADに許可された。
[編集] 機構
- 中央任務課（ZA）：部隊勤務の総合問題及び管理
- 第1課：中央特殊任務
- 第2課：過激主義対策
- 第3課：防諜
- 第4課：要人警護/物資防護
- 第5課：技術支援
その外、ドイツ全土には、キール、ハノーバー、ウィルヘルムスハーフェン、デュッセルドルフ、ミュンスター、マインツ、コブレンツ、シュツットガルト、カールスルーエ、ミュンヘン、アンベルグ、ライプツィヒ、ゲリトフ及びロストクの14カ所に、MAD支部が配置されている。
