ディーボン・ヒューズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ディーボン・ヒューズ(Devon Hughes、1972年8月1日 - )は、アメリカのプロレスラー。ニューヨーク州出身。そのレスラーのキャリアにおいて、ECW、WWEで名乗ったリングネームディーボン・ダッドリー(D-Von Dudley)として最も知られる。現在はTNA所属で、ブラザー・ディーボン(Brother Devon)のリングネームで活動する。
[編集] 経歴
1991年プロレスデビュー。デビュー時のリングネームはAトレインであった。
1996年にECWへ加入。ババ・レイ・ダッドリーが主催するレスリングスクールでトレーニングを受け、同年4月13日にギミック上の異母兄弟チーム、ダッドリー・ボーイズの7男、ディーボン・ダッドリーとして登場した。『兄』であり師でもある6男のババ・レイと共に行動するようになり、チーム3Dを結成した。ハードコアマッチ、特にテーブルマッチを得意とし、ババ・レイ共々テーブル破壊が代名詞となっていった。
1999年に『兄』のババ・レイと共にWWF(現WWE)へ移籍。当初はヒールであったが、人気の高まりと共にベビーフェイスとなっていった。2001年のWCW/ECW連合軍アライアンス結成時は、元ECWということもありアライアンスに参加した。
2002年のWWFのTV番組分割時は、ババレイはRAW、ディーボンはスマックダウンへと別れることとなった。兄弟が別れると共に、ディーボンはハードコアマッチを得意とするキャラから宣教師へとギミックチェンジを実施し、用心棒役のバティスタと共に行動した。しかしながらこのギミックは長期間続かずに終了し(バティスタを強力に売り出すためにストーリーが終了したとされる)、またディーボンもギミックを戻してRAWに移籍してタッグは再結成されている。WWE時代に兄弟が別れていたのはこの期間のみである。
2005年7月5日にWWEから解雇された。この際、ダッドリー関連の名称は登録商標の関係で一切使えなくなり、以降現在のリングネームであるブラザー・ディーボン、またはディーボンとして活動することとなる。
WWE解雇後はTNAに所属。また全日本プロレスにも参戦して世界最強タッグ決定リーグ戦で優勝している。2006年にはハッスルへ参戦するなど、日本での登場機会が増えている。
[編集] 得意技
- 3D
- ダイビングヘッドバット
[編集] 外部リンク
カテゴリ: アメリカ合衆国のプロレスラー | WWE | 全日本プロレス | TNA | 1972年生 | ニューヨーク州の人物