ダラーラ

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ダラーラ（Dallara）は、イタリアのレーシングカーコンストラクター。

オーナーのジャンパウロ・ダラーラは1936年 11月16日生まれで、1959年に航空力学の学位を得てフェラーリ、マセラッティ、ランボルギーニで設計担当する。

1972年に独立して「ダラーラ・アウトモビッリ」を設立。

現在では世界のF3の大半がダラーラのワンメイクレースと言っても過言ではない状態が続いている。

[編集] 車体を供給しているシリーズ

F3
インディ・レーシング・リーグ（IRL）
GP2
ワールドシリーズ・バイ・ルノー
インフィニティ・プロ・シリーズ

など

GP2、ワールドシリーズ・バイ・ルノー、インフィニティ・プロ・シリーズはダラーラのワンメイクシリーズとなっている。

F3では童夢（全日本）とローラ（ヨーロッパ）、IRLはパノスGフォースとライバルメーカーはあるが、いずれもダラーラが圧倒的なシェアを占めている。

[編集] 過去に車体を供給していたカテゴリー

1988年にスクーデリア・イタリアと提携する形で参入（～1992年）。初戦となるブラジルGPではF1マシンの製作・供給が間に合わなかったので、前年に作られて使用されていたF3000用のマシンをF1用に改造を施して参戦した。しかもトラブルフリーで決勝を走ったとしても、F1の走行距離を走りきれるだけのガソリンタンク容量を持っていなかったため（当時のレギュレーションでは燃料の途中給油は不可）、完走は出来ないマシンであった。1989年のカナダGPのアンドレア・デ・チェザリスと1991年のサンマリノGPでJ.J.レートがそれぞれ3位表彰台に上がった。1992年はフェラーリエンジンを搭載したマシンを製作したがエアロダイナミクスで大きなミスを犯してチームからの信頼を失い翌年の製作契約は行われなかった。

その後は1998年まではF1の製作を行っていなかったが1999年にホンダの第3期F1参戦に向けたテストシャシー「RA099」の製造を担当した。（設計はホンダが行い、ダラーラはあくまでも依頼されて製作をしただけであった）