ダイハツ・ブーン
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ブーン(BOON)はダイハツの小型ハッチバック型自動車。 トヨタと共同開発された自動車で生産はダイハツが行う。 ストーリアの後継車でダイハツでは軽自動車の上級車種に位置する。 トヨタからはパッソとして発売される。 海外向けには「ダイハツ・シリオン」(Daihatsu Sirion)(2代目、初代はストーリア)として販売されている(トヨタへのOEM供給はなし)。また、マレーシアではプロドゥア・マイヴィ(Perodua Myvi)として生産・販売されている(ブーンとは細部が若干異なる)。
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[編集] メカニズム
エンジンは新開発の1KR-FE型3気筒DOHC12バルブ1000cc自然吸気エンジンまたはK3-VE型4気筒DOHC16バルブ1300cc自然吸気エンジンになる。
特殊なモータースポーツベース・グレード「X4」はK3-VET型4気筒DOHC16バルブ1300ccターボエンジンをベースとしたKJ-VET型4気筒DOHC16バルブ936ccターボエンジンを搭載。
トランスミッションはX4以外全て4速ATで、X4のみ5速MTである。
なお、パッソには「X4」相当のモータースポーツベースのグレードは設定されないが、グレード「Racy」をカスタマイズしたTRD Sports Mがある。
[編集] 歴史
[編集] 初代(2004年-)
型式は1000CC2WDはM300S、4WDはM310S、1300CC(2WDのみ)はM301S。X4はM312S。
- 2004年6月7日初代ブーン発売。
- 2004年12月 一部変更、同時にスポーティ・グレード「カスタム」を追加。パッソ・レーシーとの相違点はステアリング(エアバッグ内蔵型)がMOMO製である。
- 2006年3月10日 モータースポーツ・ベースグレード「X4」を追加。ストリート仕様として、エアコンやアルミホイールなどを追加した「ハイグレードパック」も設定。
[編集] 車名の由来
ブーンは英語で愉快の意味。またエンジン音を示す擬声語「ブーン」の意味も込められている。
[編集] CM
[編集] 初代
[編集] キャッチコピー
- 「それはずっと好きでいられるスモール。」→「今日もBOON!といきますか。」
[編集] 出演者
- 発売当初は出演者なし。
- 田中麗奈
[編集] CMソング
- おおシャンゼリゼ(過去にいすゞ・ジェミニのCMでも使用された)
- ガヴォット