ソドム (ファイナルファイト)
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ソドム プロフィール
ソドム (Sodom) は、カプコンのアクションゲーム『ファイナルファイト』、および対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターZERO』シリーズに登場するキャラクターである。本項では、『ZERO』シリーズのソドムを基本として記述する。
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[編集] キャラクターの設定
かつてマッドギアの幹部として地下プロレスを主催していた。とにかく日本、および日本文化が大好きで、日本通として絶対のプライドを持っているアメリカ人だが、微妙に日本文化を勘違いしているところもあり、思い込みが激しい。マンハッタンビル49階の自室には自ら購入（盗んだ物もある）したジャパニーズグッズが大量に置いてある。マッドギア崩壊後、自らのジャパニズムが間違っている事に気づき、それを見直すべく日本に渡って飛騨の禅寺で修行を積み、それまで武器として使用していた「カタナ」を「ジッテ」に変え、「ジャパニーズ・マーシャルアーツ」なる格闘技と「ワビサビ・マインド」を習得した（それでもまだ勘違いしている）。その後帰国、真の理想である新生マッドギア（魔奴義亜）創立の為に活動を開始する。 また嫌いなものに「ガイ」とあるのは、日本文化に対する勘違いを彼に指摘されたためであり、マッドギアを壊滅されられた事に対しての直接的な恨みではないと思われる。
ストリートファイターZERO3において、ロレントが行うはずだったシャドルー基地占拠作戦を聞き、基地をそのままマッドギアのアジトにすることを思いつく。しかしサイコドライブの力によりほとんど無敵状態となったベガに、「イッセ イチダイのBIGショウブ」である『カミカゼアタック』を敢行し、大型トラックを激突させてサイコドライブを破壊、そのまま基地の崩壊に巻き込まれ生死不明となった。
悪の組織の幹部であった身だが、基本的には「ブシドー・スピリッツ」に則った正々堂々とした戦いを信条としており（実際、ファイナルファイト時代も全6人のボス中唯一、他の敵キャラクターと同時に襲ってこなかった）、根っからの悪人ではない。
ストリートファイターZERO3のユーニ曰く戦闘力は非常に高いらしく、平時の状態でもかなりの戦闘能力を持ち、鎧、十手などを「武装解除」するとさらに強くなるらしい（サガットより上）。
[編集] キャラクターの特徴
ジャパニーズ・マーシャルアーツの名の通り、日本の格闘技とマーシャルアーツを融合させたような技を使う。動きは重いが威力が高い、いわゆるパワーファイターである。武器として使っている十手のおかげでリーチもそれなりに長く、強力な投げ必殺技も持つため打撃キャラと投げキャラの両側面を持つ。ZERO3でX-IZMを選択すると、ファイナルファイト時代のように武器が刀になるが、攻撃判定に差はない。
[編集] ファイナルファイト時代のソドム
2面のボスとして登場。両手に「マサムネ」という刀を2本持っており、攻撃されると落とす。打撃に対して非常に強い耐性を持っており、つかみ技でなければまともなダメージを与えられない。しかし迂闊につかみに行こうとすれば強力な斬撃や非常に攻撃判定の広い突進が来ることになり、近づくこともままならない。
いわゆるパターンを見つけなければ絶対にノーダメージで勝つことのできないボスであり、『初心者キラー』として恐れられた。
また、アメリカ版ファミコン「ファイナルファイト」のソドムは、旧約聖書の罪悪都市ソドムという悪い意味に繋がるという意味で、「カタナ」という名前になっている。それとも関連言葉sodomyも似てる。
[編集] 必殺技
技名のほとんどが日本語に由来する。
- ジゴクスクレイプ
- 手にした十手を叩きつける技。由来は「地獄」。
- なお、スクレイプとは「こする」という意味の単語だが"レイプ"という表示が良くない為かファイナルファイトリベンジではジゴクスクレイパーという名称になっている。
- ヤグラリバース
- 宙返りして十手を地面に突き刺し、相手の下段攻撃をかわしながら攻撃。由来は「櫓」。
- ブツメツバスター
- 発生の遅い投げ技。投げ間合いは広い。由来は「仏滅」。
- ダイキョウバーニング
- 突進打撃→投げ技へ派生。地上でヒットすると相手を掴み、地面を画面端まで引きずり摩擦熱で燃やす。由来は「大凶」。
- シラハキャッチ
- 当て身技。相手の攻撃を受け流して反撃に転じる。由来は「真剣白刃取り」。
- テングウォーキング
- 通常の受け身の代わりに行う技で、十手を地面に突き刺して前進する。由来は「天狗」。
[編集] スーパーコンボ
- メイドノミヤゲ
- ジゴクスクレイプを連射する突進技。由来は「冥土の土産」。
- テンチュウサツ
- ブツメツバスターを連続で繰り出す投げ技。由来は「天中殺」。
[編集] その他
ZEROシリーズの勝ちゼリフでソドムの言う英単語の羅列は、そのままでは英文としても読めず、また注釈としてついている日本語訳も意味を成していない。実は日本語の韻がそのまま英単語化されているだけであり、例えば「NIP ON DIE SKI!（訳：嫌いじゃねぇよアンタ）」は「日本大好き」、「GOTS AND DEATH!（訳：まぁまぁ、よかったぜ! ）」は「ごっつぁんです」と読むことができる。これらの勝ちゼリフは俗にソドム語とも呼ばれている。
