セルモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

株式会社セルモ（英文名称：CERUMO Co., Ltd.）は、自動車関連会社である。代表取締役は佐藤正幸。「セルモ・スポーツ」のブランド名で自動車のアフターパーツを販売する他、レーシングチームの運営を行っており、2005年現在SUPER GT（全日本GT選手権）やフォーミュラ・ニッポンに参戦している。

[編集] TOYOTA TEAM CERUMO

SUPER GT（旧・全日本GT選手権）に1996年より参戦している。現在の監督は大澤尚輔。過去に2回ドライバーズチャンピオンを獲得している。

[編集] 車両について

原則としてトヨタ・スープラ。38号車（2002年と2006年は1号車）については新型車を使用するが、32号車/33号車は旧式（前年型）のスープラを使用していた。

当初はトヨタ・カルディナ（GT-FOUR）等で使用されている3S-GTE（直列4気筒DOHC16バルブ）ターボエンジンを使用していたが、ライバルの日産・スカイラインGT-RがV6エンジンを使用するなどの動きに対抗して、2003年よりトヨタ・セルシオ等に使用されている3UZ（V型8気筒DOHC）エンジンに変更。このときは38号車と33号車の2台体制で参戦の予定だったが、33号車はスポンサー・ドライバーが未定のため、途中参戦という形になった。

新型スープラは7台のみ投入（トムスの2台、サード、セルモ（1台のみ）、ルマン、KRAFT、土屋エンジニアリング）だったので、33号車は旧式の直4ターボで参戦するというのも話題になり、実現していたらファンにとっては嬉しいニュースだったが、最終戦まで参戦しなかったためこの話は幻となった。

2006年よりすでに生産終了したスープラに変わってレクサス・SC430にベースマシンを変更。エンジンは昨年までのスープラと同じものを使用する。