スマイリー・スマイル
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スマイリー・スマイル | ||
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ザ・ビーチ・ボーイズ の アルバム | ||
リリース | 1967年9月11日 | |
録音 | 1967年6月3日 - 7月14日 「Good Vibrations」は1966年2月18日 - 9月1日, 「Heroes And Villains」 backing track 1966年10月, 「Vegetables」 1967年4月 | |
ジャンル | ロック | |
時間 | 27分 36秒 | |
レーベル | ブラザー・レコード/ キャピトル・レコード |
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プロデュース | ザ・ビーチ・ボーイズ | |
レビュー | ||
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ザ・ビーチ・ボーイズ 年表 | ||
ベスト・オブ・ザ・ビーチ・ボーイズ Vol. 2 (1967年) |
スマイリー・スマイル (1967年) |
ワイルド・ハニー (1967年) |
スマイリー・スマイル(Smiley Smile)は、1967年にリリースされたザ・ビーチ・ボーイズの悪評高いアルバム。『スマイル』に代わってリリースされた本作は、その内容にもかかわらずカルト的な人気を博するようになった。
1966年の秋から1967年の春にかけて音楽界ではビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』に続く作品、『スマイル』が待望された。1966年後半の世界的なヒットとなった「グッド・ヴァイブレーション」も新アルバムへの関心を増加させた。
『スマイル』のリリースは1967年5月に急遽キャンセルとなった。またビーチ・ボーイズはモンタレー・ポップ・フェスティバルへの出演も断ることとなった。後にブライアン・ウィルソンが、アルバムに対する過度の期待が重圧となりストレスによる薬物使用も相まって、ノイローゼを悪化させその製作を放棄したことが明らかになった。
[編集] 曲目
- 英雄と悪漢 - Heroes and Villains (Brian Wilson/ Van Dyke Parks) 3:37
- ヴェジタブル - Vegetables (Brian Wilson/Van Dyke Parks) 2:07
- フォール・ブレイクス・アンド・バック・トゥ・ウィンター - Fall Breaks And Back To Winter (Woody Woodpecker Symphony) (Brian Wilson) 2:15
- シーズ・ゴーイン・ボールド - She's Goin' Bald (Brian Wilson/ Mike Love/Van Dyke Parks) 2:13
- リトル・パッド - Little Pad (Brian Wilson) 2:30
- グッド・ヴァイブレーション - Good Vibrations (Brian Wilson/Mike Love) 3:36
- ウィズ・ミー・トゥナイト - With Me Tonight (Brian Wilson) 2:17
- ウインド・チャイムズ - Wind Chimes (Brian Wilson) 2:36
- ゲッティン・ハングリー - Gettin' Hungry (Brian Wilson/Mike Love) 2:27
- ワンダフル - Wonderful (Brian Wilson/Van Dyke Parks) 2:21
- ホイッスル・イン - Whistle In (Brian Wilson) 1:04
ボーナス・トラック
- 英雄と悪漢(別テイク) - Heroes and Villains
- グッド・ヴァイブレーション(別テイク) - Good Vibrations
- グッド・ヴァイブレーション(初期テイク) - Good Vibrations
- ユー・アー・ウェルカム - You Are Welcome
- キャント・ウエイト・トゥー・ロング - Can't Wait Too Long