ジョン・ザンディグ

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ジョン・ザンディグ（John Zandig）は、アメリカ合衆国のプロレスラー。主にザンディグ（Zandig）のリングネームで活躍している。

アメリカのデスマッチ団体であるCZWを設立。しかしもともとCZWはコンバット・レスリング・スクールという名のプロレスラーの養成所であり、ある日、麻薬撲滅キャンペーンの関係者から「チャリティ興行を行わないか」と誘われ、断りきれずに興行を行った所、評判が良かった事がCZW旗揚げのキッカケとされている。

その後CZWは、蛍光灯、有刺鉄線、芝刈り機、工業用大型ホッチキスなどの過激な凶器が飛び交うデスマッチを売りにした、日本で言う大日本プロレスのようなスタイルが話題を集めた。

そして2000年、ザンディグはワイフビーターとともに初来日を果たし、大日本プロレスに参戦。大日本でもCZW本来のスタイルを日本人選手相手に遺憾無く発揮、これが大日本プロレスに対し、観客動員数と人気の凄まじい増加をもたらすキッカケとなり、ザンディグ自身もBJW認定デスマッチヘビー級王座を獲得。そのベルトを巡って、本間朋晃、山川竜司らと抗争を繰り広げた。さらにCZWから数々の刺客を日本に送り込むようになった。その刺客達の中には、後に「元祖バカガイジン」として大日本で名を馳せる事になるマッドマン・ポンドや葛西純も含まれている。 2000年 11月、本間からBJW認定デスマッチヘビー級ベルトを奪われるが、その本間が全日本プロレス移籍の為にベルトを返上。

2001年、ワイフビーターが試合中に山川竜司に頭蓋骨を折る大怪我を負わせた事をリング上で謝罪しようとした所、CZWのメンバー達から反発を受け、仲間割れ。葛西純とCZW・JAPANを結成。その年の春に行われたBJW認定デスマッチヘビー級ベルトを賭けたトーナメントに参戦、決勝で金村キンタローと激突し、CZWのメンバー達の乱入、襲撃に遭いながらも金村を倒し、ベルトを取り戻したが、8月に、CZW軍団に寝返った松永光弘との防衛戦の最中、葛西にも裏切られてしまい、ベルトを手放してしまう。結局ザンディグは大日本プロレス本隊と結託する事になり、12月には松永光弘からBJW認定デスマッチヘビー級ベルトを取り戻すが、その後ザンディグはCZWの撤退を宣言。アメリカでの活動に終始する事に。

しかし2003年にはZERO-ONE（現・ZERO1-MAX）にニック・ゲージとともに参戦、大日本に参戦していた時と変わらぬ暴れっぷりを見せつけ、橋本真也を挑発する場面もあった。

ザンディグのデスマッチに対する思いは非常に強く、インタビューに応える際もその思いを惜しげもなく滲み出していた。

かつて葛西純に「シムケン」（志村けん）呼ばわりされた事がある。後ろ髪がやたら長い他は完全に志村けんとヘアスタイルが似ていたからである。

現在は髪を全て剃り、完全なスキンヘッド状態である。