ジム・トレーバー
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ジム・トレーバー(Jim Traber,1961年12月26日-)は、近鉄で活躍した、プロ野球選手である。左投左打で内野手(一塁手)。
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[編集] 来歴・人物
1990年来日。1年目から打率.303をマークし、92打点・24本塁打と存在感を現した。
翌1991年はオールスターゲームに出場。そして、打率は落ちたが29本塁打・92打点で打点王を獲得し、ベストナインとゴールデングラブ賞に選ばれた。
またこの年の5月に秋田で行われたロッテ戦で、ロッテ・園川一美投手の内角攻めに激昂して園川に暴行を加えて退場になったが、この乱闘の際にロッテの金田正一監督に、顔面をスパイクで何度も蹴られた事はプロ野球珍プレー・好プレー大賞で放送されたことによって有名である。
1991年オフ、年俸面での契約が合わず退団した。
[編集] 日本での通算成績
- 247試合 981打数 282安打 125打点 54本塁打 打率.287
[編集] タイトル・表彰
- 最多安打(1990年)
- 打点王(1991年)
- ベストナイン(1991年)
- ゴールデングラブ賞(1991年)