ショート・サーキット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ショート・サーキット(Short Circuit)は1986年製作のアメリカ映画である。ジョン・バダム監督。続編も製作された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] あらすじ
人工知能を持ったロボットと人々の友情、ロボットを回収・破壊しようとする敵との戦いが描かれる。
アメリカの企業が陸軍向けに開発した戦闘用ロボットが落雷を受け、感情を持つようになった。感情を持ったロボット「ナンバー・ファイブ」は、工場を抜け出し、女性ステファニーと出会う。ステファニーはナンバー・ファイブに感情があることを理解し、交流を深める。ナンバー・ファイブは回収に来た工場の警備員や戦闘になるが、機転を利かせて、それを切り抜ける。
[編集] トリビア
- アイザック・アシモフの1942年の短編『AL-76号失踪す』を思い出させるストーリーとなっている。しっかりプログラムされたロボットが失踪し、自分が理解できないなじみのない環境で自分自身を発見するというお話である。
- DVDに収録されているコメントによると、映画の中で最も予算がかかっているのが、たくさんのパーツを作る必要があった Johnny 5 であった。映画内の他の物は、相対的にローコストであり、ロボット制作のために予算が回された。
- アフレコで音声をあとからつけるよりも、ロボットとのやりとりがよりリアルになると考えられ、Johnny 5 の声は、一部の例外を除き人形操り師によりリアルタイムでその声が録音された。
- ステファニーのニュースインタビューのシーンで、ニュースのカメラマンとして監督が登場している。
- Johnny 5 が見ていた3バカ大将の最初の物は、 Woman Haters (1934)である。
[編集] キャスト
- アリー・シーディ
- スティーヴ・グッテンバーグ
- フィッシャー・スティーヴンス
- オースティン・ペンドルトン
- G・W・ベイリー
- ブライアン・マクナマラ
- マーヴィン・J・マッキンタイア
- ティム・ブラニー
[編集] スタッフ
- 監督 ジョン・バダム
- メカデザイン シド・ミード
カテゴリ: アメリカ合衆国の映画作品 | 1986年の映画 | SF映画 | 映画関連のスタブ項目