サン・ヴィクトールのアダン
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サン・ヴィクトールのアダン あるいは アダン・ド・サン・ヴィクトール(仏 Adam de St.Victor ? - 1146年1月)
1107年頃からパリのノートルダム大聖堂(正しくは、現在のゴシック様式以前のロマネスク様式の聖堂)のカントル(羅 cantor 先唱者、聖歌隊長)、また1133年頃まで高位の聖職を勤めた。カントルとしては「パリのマギステル・アルベルトゥス」の前任者に当たる。その後同じパリのサン・ヴィクトール修道院へ移籍し、亡くなるまでこの修道院の修復に尽くした。
既存のセクエンツィアの旋律に合わせて多くの優れた詩(プローザ)を創作し、その『セクエンツィア集』は12世紀を代表する詩集としても知られる。