サン・マルコ広場
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サン・マルコ広場(-ひろば、Piazza San Marco)はヴェネツィアの中心的な広場で、回廊のある建物に囲まれ、ドゥカーレ宮殿やサン・マルコ寺院などがある。ヴェネツィアの広場は方言でカンポ(campo)と呼ばれるが、サン・マルコ広場は別格であり、ピアッツァ(piazza) と呼ばれる。世界で最も美しい広場とも言われており、観光名所にもなっている。
サン・マルコはヴェネツィアの守護聖人である福音記者マルコに由来する。 サン・マルコ寺院の聖堂の正面部分は柱廊に囲まれた台形になっていて、実際より奥行きがあるようにみえる。 この台形広場(piazza)に、海に面したサン・マルコ小広場(Piazetta San Marco)が続いており、全体としてL字型になっている。小広場には2本の柱があり、それぞれ頂上にはサン・マルコの獅子の彫像と聖テオドーロの彫像がある。中世にはこの柱の間に死刑執行台を設置したため、ヴェネツィアっ子は柱の間を通り抜けないという。
[編集] 広場に面する建物など
- ドゥカーレ宮殿 (Plazzo Ducale)
- 総督邸
- サン・マルコ寺院 (Basilica di San Marco)
- 11世紀に建てられたビザンティン建築(総督邸の礼拝堂が起源)
- 鐘楼 (Campanile di San Marco)
- 高さ約100m
- 旧行政館 (Procuratie Vecchie)
- サン・マルコ寺院から見て右手、回廊が続く3階建の建物
- ムーア人の時計塔 (Torre del'Orologio)
- 旧行政館側にある。リアルト橋方面への出口の目印。
- 新行政館 (Procuratie Nuove)
- サン・マルコ寺院から見て左手
- カフェ・フローリアン (Caffè Florian)
- 18世紀に創業
- サン・マルコ図書館(サンソヴィニアーナ図書館 Libreria Sasoviniana)
- 建築家サンソヴィーノによるルネサンス建築(1536-1553年)
- 造幣局 (Zecca)
- サンソヴィーノによるルネサンス建築
- ナポレオン翼 (Ala Napoleonica)
- サン・マルコ寺院に対面
- コッレール美術館 (Museo Civico Correr)
- ナポレオン翼に入り口
- 考古学博物館 (Museo Archeologico)
- リソルジメント博物館
- レオーニ小広場 (Piazetta dei Leoni)
- サン・マルコ寺院の左手(北側)
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