サンダーV
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サンダーVは、1997年にメーシーが開発・販売したパチスロ機である。
ユニバーサル(現在のアルゼ)系らしく、大量リーチ目に技術介入と当時としてはスタンダードなスペックで登場したがそれだけでは終わらなかった。
[編集] 特徴
- 業界初のボーナスの3連絵柄、リールのフラッシュ(閃光)演出、レバーON時の予告音と当時過去に例のなかったアイデアを搭載しての登場だったため、多くのプレイヤーがその新しいアイデアに驚愕し酔いしれた。
- 導入当初、演出に困惑するプレイヤーが多かったものの、その後の攻略誌の内容を元に、演出パターンの組み合わせ、リールと演出の絡みがこの上ない魅力となり、一大センセーションを巻き起こした。
- 小役回収打法・リプレイハズシ共に難易度は高く、敷居が高いと思われたが、ボーナス確率の面から見ても十分に初心者でも楽しめるスペックであったため、この機種がきっかけで技術が向上したプレイヤーは多い。
- 豊富なリーチ目、設定判別、技術介入といった面でも上級者にとって「喰える機種」であった。
- また、打つ上で初心者・中級者・上級者の敷居が隔離されること無く、それぞれの視点で平等に楽しめる名機である。
後に、ハナビなどのメガヒット機種を生むきっかけとなり現在のパチスロ機では当たり前のような機能を搭載した先駆者とも言える。
もう一つ付け加えるなら、筐体デザインやSE(サウンドエフェクト)等のクオリティの高さも特筆すべき点であり登場からかなりの年月が経つが色褪せない雰囲気も人気の一つと言えるであろう。