ゴシック様式
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ゴシック様式(-ようしき Gothic Style)とは、中世、ヨーロッパの美術で用いられていた様式である。
ゴシック(Gothic)とは「ゴート人の」を意味する言葉で、ルネサンス期のイタリア人が、それ以前の美術に対して、洗練されていない、野暮ったいものとして蔑称で用いていた(実際にゴート人が用いていた美術様式、という訳ではない)。
やがて12世紀半ばから15世紀末にかけて建設された教会の建築様式を示すようになり、さらにはその当時の絵画や書体(ゴシック体)なども示す概念に変わっていった。(ゴシックの項目を参照のこと)