コクチバス
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コクチバス | ||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||
Micropterus dolomieu | ||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||
コクチバス | ||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||
Smallmouth bass |
コクチバス(コクチクロマス 学名: Micropterus dolomieu )は、スズキ亜目 サンフィッシュ科(バス科)オオクチバス属(バス属)に分類される魚。オオクチバス(オオクチクロマス)と共に、通称ブラックバスと呼ばれることが多い。オオクチバスと比較して、口が小さいのが特徴。体形にも差があり、コクチバスの方が、体高が高く見える。最大の違いは、口角からエラの部分までの鱗の枚数で、鱗が小さく数が多いのがコクチバス。
オオクチバス同様、外来種だが、コクチバスが日本に入ってきたのはいつなのか不明。最初に生息が確認されたのは1991年の野尻湖であった。オオクチバスよりも水温が低いところに生息する。また流れの速い河川でも生息できるという性質から、日本の河川により適応し、在来種への被害が大きいことが予想されている。
(詳細はブラックバスを参照)
[編集] 関連
野尻湖や桧原湖はコクチバスをバスフィッシングの対象魚として観光資源としている。
1962年に、奈良県の池原ダムにオオクチクロマスの放流を行った際に、「フロリダ・バス」も、かなりの数が放流された様子。総数1万匹を輸入し、池原ダム以外にもかなりの数が流れた様子。
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