ケロヨン
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ケロヨンとは1966年11月21日から1970年3月28日に日本テレビ系列で毎週月曜日から土曜日の11:00 - 11:20(JST)(17:30 - 17:50(JST)に同日朝放送分の再放送も行われた)に放映された『木馬座アワー』のコーナー『カエルのぼうけん』(ケネス・グレアムの『たのしい川辺』を元にした着ぐるみ人形劇)の主人公であるカエルの着ぐるみである。声優は新井勢津朗。
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[編集] 設定
- カエル屋敷に住むヒキガエルの息子(この設定は原作通り)。
- 自動車マニア。
- 「ケロヨン」「バハハーイ」が口癖。
- 「エルちゃん」というガールフレンドがいる。
- レギュラーメンバーの友達として、モグラのモグちゃんやアナグマさんが存在。
- 一方、ライバルとして、いたずら好きの片目のタヌキ・ギロバチと、子分のヒロイヤが登場する。
[編集] 来歴
藤城清治のプロデュースによるキャラクター。放送開始当時は「ケロちゃん」という名前だった。
当時としては大人気になり、関連グッズがよく売れ、「ケロヨン」「バハハーイ」は流行語になった。「ケロヨン音頭」は「オバQ音頭」と肩を並べる子供向け音頭曲の定番として人気を集めた。1968年には『ケロヨンの大自動車レース』という映画も製作された(1991年にビデオ化)。
1967年 - 1970年にかけてミュージカル化もされた。2000年には30年ぶりとなるケロヨンのミュージカル『藤城清治メルヘンの世界/等身大ぬいぐるみ人形ミュージカル~ケロヨンのぼうけん』が上映。
[編集] CD
2002年6月、バップからケロヨン関連の楽曲のみを集めた史上初のコンピレーションアルバム『ケロヨン・ソングブック─木馬座レコードの世界─』が発売された。
[編集] その他
なお、薬局の前にいるカエルの人形は、「ケロヨン」ではなく「ケロちゃん」(興和のキャラクター)である。 しかしながら流行語「ケロヨン」が浸透してしまったせいか、「ケロちゃん」のことを誤って「ケロヨン」と呼ぶこともしばしばある。
なお航空自衛隊第301飛行隊の部隊マークはケロヨンと似ているため隊員やマニア達から「ケロヨンマーク」と呼ばれている。
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