クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル
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『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』(クレヨンしんちゃん あらしをよぶジャングル)は、2000年4月22日に公開された『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ第8作目。
原恵一が監督した4つ目の作品。上映時間は88分。
前作で落ち込んだ興行収入がこの作品で再び持ち上がり、縁起をかついで12作目までタイトルに「嵐を呼ぶ」のフレーズが付けられるようになった。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] おはなし
野原一家・風間くんと母親・ネネちゃんと母親・マサオくんと母親・ボーちゃん(親は不在)は、『アクション仮面』の映画最新作「南海ミレニアムウォーズ」の完成を記念した豪華客船ツアーに参加し、船の旅を満喫。一方、いつもの春日部は、しんのすけ達がいなくて一部はのんびりしたり、少し寂しかったりする人達もいたのであった。
そして夜。待ちに待った船上試写会が始まった。だが、その試写会の途中で上映が突然ストップ。謎のサル軍団が現れると、ツアーに参加している全ての大人達とアクション仮面役の郷剛太郎を南の島へ拉致し、子供達だけがとり残されてしまった。
しんのすけ・風間くん・ネネちゃん・マサオくん・ボーちゃんの5人から成る"かすかべ防衛隊"は、大人達を助けに行こうと、豪華客船に置いてあったジェットスキーを暴走させ、南の島へと上陸。さらに、ひまわりとシロも彼らを追って船を飛び出す。
その島を支配していたのは、パラダイスキング。彼は自らの野望のため、大人達を奴隷にし、アクション仮面を打ち倒そうとしていた。
果して、"かすかべ防衛隊"は、大人達を助け出す事が出来るのだろうか。
[編集] キャスト
- 風間くん、シロ:真柴摩利
- ネネちゃん:林玉緒
- マサオくん:一龍斎貞友
- ボーちゃん:佐藤智恵
- 風間ママ:玉川紗己子
- ネネママ:萩森侚子
- マサオママ:大塚智子
- 酢乙女あい:川澄綾子
- 黒磯:立木文彦
- よしなが先生:高田由美
- まつざか先生:富沢美智恵
- 上尾先生:三石琴乃
- 園長先生:納谷六朗
- 本屋店長:京田尚子
- 中村:稀代桜子
- 竜子:伊倉一恵
- お銀:星野千寿子
- マリー:むたあきこ
- ななこ:紗ゆり
- ヨシリン:阪口大助
- ミッチー:草地章江
- 銀之助:松尾銀三
- パラダイスキング:大塚明夫
- ペガサス:小林幸子
[編集] スタッフ
- 監督、脚本:原恵一
- 絵コンテ:原恵一、水島努
- 演出:水島努
- キャラクターデザイン:湯浅政明、原勝徳
- 作画監督:原勝徳、堤のりゆき、間々田益男
- 美術監督:川井憲、天水勝
- 色彩設計:野中幸子
- 撮影監督:梅田俊之
- 編集:岡安肇
- ねんどアニメ:石田卓也
- 録音監督:大熊昭
- 音楽:荒川敏行、宮崎慎二
- チーフプロデューサー:茂木仁史、太田賢司、堀内孝
- プロデューサー:山川順市、和田やすし、岩本太郎、生田英隆
- 制作デスク:高橋渉、魁生聡
- 制作:シンエイ動画、テレビ朝日、ASATSU-DK
- 原画:末吉裕一郎、湯浅政明、大塚正実、佐藤雅弘、大森孝敏、針金屋英郎、松山正彦、古川尚哉、鈴木大司、釘宮洋、荒川真嗣、清水洋、安藤真裕、吉田忠勝、星野守、米田光良、高倉佳彦、和泉絹子、林隆文、大久保修、石井智美、篠原真紀子、梅芝五朗、橋本英樹、古山匠、David Johnson、寺戸千尋、吉田明代、金子志津枝、若松孝思、原勝徳、堤規至、間々田益男
[編集] 主題歌
- オープニング:「とべとべおねいさん」
- 挿入歌:「吼えよ! ドラゴン」(原曲:吼えろ! ドラゴン [Kung Fu Fighting])
- 作詞、作曲、歌:カール・ダグラス/編曲:荒川敏行
- エンディング:「さよならありがとう」