カルロス・ポンセ
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カルロス・ポンセ(Carlos Diaz Ponce,1959年2月7日-)は、プエルトリコ生まれの元プロ野球選手(外野手)である。日本では横浜大洋ホエールズで活躍した。右投右打。
[編集] 来歴・人物
あだ名は当時人気だったスーパーマリオブラザーズのマリオに似ていた為、「マリオ」と呼ばれた。大洋時代の背番号は7番。
来日した1986年のシーズンから打率.322、27本塁打、105打点と素晴らしい活躍を見せたがこの年は、阪神タイガースのランディ・バースが二年連続三冠王の活躍を見せたため不運にもノンタイトルだった。
守備の方は三塁手として起用されていたが、シーズン27失策と散々たるものだったため翌年からは外野手にコンバートされた。
2年目の1987年のシーズンには打率.323、35本塁打、98打点とこれまた大活躍をし、シーズン159安打を放って最多安打と打点王のタイトルを獲得し、さらにはベストナインにも選ばれた。
翌1988年はオールスターゲームに出場、33本塁打、102打点で初めて本塁打王のタイトルを獲得。並びに2年連続で打点王、ベストナインに選ばれた。
しかし、1989年は成績が振るわず、1990年にはたびたび2軍落ちをして期待を裏切ってしまい、その年限りで大洋を退団した。その後はマイナーリーグのコーチなどを務め、現在はアメリカ・フロリダ州でビジネスマンとして生活している。1998年の横浜ベイスターズ優勝時にはお祝いのメッセージを送っている。
[編集] 日本での通算成績
- 533試合 2027打数 305得点 601安打 119本塁打 389打点 44盗塁 打率.296