カリーム・ガルシア
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カリーム・ガルシア(Karim Gustavo Garcia、1975年10月29日-)は、オリックス・バファローズ所属のプロ野球選手(外野手)。左投げ左打ち、身長183cm、体重97kg。メキシコ出身で、合併球団の外国人選手第1号。1995年にロサンゼルス・ドジャースでメジャーデビューし、メジャーリーグ在籍10年間で通算488試合に出場、打率.241、66本塁打、212打点。[1]
2003年シーズンはニューヨーク・ヤンキースで松井秀喜とともにプレーしたが、ボストン・レッドソックスとのアメリカンリーグ優勝決定シリーズで、敵地の球団職員と乱闘事件を起こす。また、ペドロ・マルティネスに危険球を投げられて激昂した。
2004年シーズン、ニューヨーク・メッツでは松井稼頭央のチームメートだったが、2004年7月にボルチモア・オリオールズにトレードされる。この年、阪神タイガースのシェーン・スペンサーと一緒にピザ屋と殴り合いをした。
守備はイマイチなものの、肩の強さはチームトップクラス。またファンの声援に非常に良く応えてくれるナイスガイでもある。元々は200m走の選手だった為走塁は積極的で優れている。
2005年は5月まで本塁打が1本しか出ず、二軍落ちを経験したものの、8月10日(vs東北楽天ゴールデンイーグルス)1試合3本塁打を記録、続く11日(vs楽天)にも1試合3本塁打を記録(2試合で6HRはメジャーでも皆無)、チーム最多の21本塁打を放った。
契約更改でシーズンオフに球団と色々揉めるもの、最終的には和解し、チームに残留することに。
2006年のワールド・ベースボール・クラシックメキシコ代表に選ばれ、途中故障するまで1番打者として活躍した。シーズンではチーム最多の本塁打を放ったが、チームのBクラスが決定してからの活躍が多かった。 同年11月7日、戦力外通告を受けた。
[編集] 日本での通算成績
年 度 |
所属球団 | 試 合 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
打 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005 | オリックス | 100 | 362 | 63 | 111 | 14 | 2 | 21 | 60 | 3 | .307 |
2006 | オリックス | 91 | 301 | 33 | 75 | 10 | 0 | 13 | 37 | 0 | .249 |
通 算 | 191 | 663 | 96 | 186 | 24 | 2 | 34 | 97 | 3 | .281 |
[編集] 背番号
- 28(2005年 - )