オートボルタ
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オートボルタ(仏語:Haute-Volta)とは、現在、ブルキナファソと呼ばれている国の、かつての国名である。
1984年8月4日に当時の国家元首であったトーマス・サンカラによって国名が変更された。「オートボルタ」とは、ボルタ川上流を意味し、国土にはボルタ川の上流地域が含まれている。ボルタ川は黒ボルタ、白ボルタ、赤ボルタにわかれている。
この地域は、かつては行政的にはコートジボワール植民地の一部であったが、1919年3月1日にオートボルタ植民地として単独の植民地となった。しかし9月5日にオートボルタは分割され、コートジボワール、仏領スーダン(現在のマリ共和国)およびニジェールの一部となる。1947年9月4日に、もとの境界線にてオートボルタ植民地が再設置される。1958年12月11日にフランス領アフリカ共同体(La Communauté Franco-Africaine)の自治共和国のひとつとして独自の政府が設置される。1960年8月5日に完全独立。