エリック・アルモンテ
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エリック・アルモンテ(Erick Almonte , 1978年2月1日 - )は、元北海道日本ハムファイターズのプロ野球選手(内野手)。身長188㎝、体重71kg、出身地はドミニカ共和国、サントドミンゴ。2002年に読売ジャイアンツに在籍したヘクター・アルモンテの実弟。
ニューヨーク・ヤンキースではデレク・ジーターの控えを任されたこともある選手。2004年には3Aで打率.318、17本塁打の成績を挙げ、期待されての日本ハム入りだった。(スカウトは3割2分、20本は打てるといったらしい。期待の高さが2年契約ということからも窺える。)2005年シーズン開幕時はなんとか一軍に残った。開幕後は選球眼の良さで四球により出塁でそれなりの出塁率をキープしたものの打率が1割台と低迷、守備面でエラーも多く、5月5日には二軍降格。二軍では4番やトップバッターを務めるなどして好成績を挙げたため、7月13日に再昇格した。以後は指名打者や代打での起用が主となった。しかし、一軍昇格後成績は一向に向上しなかったため、2年契約にもかかわらず、9月3日同僚のブランドン・ナイトとともに戦力外通告を受けた。
2006年はアメリカ合衆国の独立リーグの一つであるアトランティックリーグのロングアイランド・ダックスでプレーし、通算成績は111試合に出場、404打数122安打で打率.302 9本塁打77打点16盗塁の成績を残した。
[編集] 人物
とても性格がよく、後輩の面倒見もよく、練習熱心であり、若手選手の見本になっていたらしい。その存在は、外国人選手とは思えなかった、とある日本ハム選手は言っていたようである。 しかし、前年まで遊撃手のレギュラーだった金子誠を2軍に落としてまでも使う選手なのかと、シーズン当初から疑問視されていた。また、札幌ドームで一部のファンから働けというボードまで掲げられしまい、挙句にはトレイ・ヒルマン監督のコネで来たとまで言われてしまった。それをアルモンテはとても悩んでいたらしい。 もし、日本のファンがもう少し優しければアルモンテは働けたかもしれない。
[編集] 背番号
- 43 (2005年)