アドマイヤキッス
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性別 | 牝 |
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毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 2003年2月8日 |
死没 | (現役競走馬) |
父 | サンデーサイレンス |
母 | キッスパシオン |
生産 | ノーザンファーム |
生国 | 日本(北海道早来町) |
馬主 | 近藤利一 |
調教師 | 松田博資(栗東) |
競走成績 | 10戦4勝 |
獲得賞金 | 2億2385万1000円 |
アドマイヤキッスは日本の競走馬である。主な勝鞍はチューリップ賞、ローズステークス、愛知杯。
[編集] 戦績
2005年7月10日に阪神競馬の新馬戦で福永祐一を背にデビューするが、直線が塞がる不利もあり2着に敗れる。続く札幌競馬場での未勝利戦ではハナ差の2着、中1週で臨んだ未勝利戦を鞍上に横山典弘を迎え5馬身差で勝利し休養に入る。
年が明け2006年、初めて鞍上に武豊を迎え3月のチューリップ賞に挑む。半年振りの実戦、1勝馬の身での格上挑戦であったが、テイエムプリキュアに次ぐ2番人気に支持され、勝利する。この勝利により、混戦模様だった牝馬クラシック路線の主役に一気に躍り出る。次走の桜花賞では1番人気に支持されるが、勝ったキストゥヘヴンに上手くマークされ2着に終わる。続く優駿牝馬(オークス)では再び1番人気に推されたが、カワカミプリンセスを差し切れず4着に終わった。
秋のGI戦線に向けての初戦はローズステークス。途中シェルズレイが大逃げを打ち、小回りコースの中京競馬場だったため逃げ切られるかと思われたが最後は追い込んで、勝利を収めた。そして桜花賞、オークスに続いて1番人気に推された秋華賞では牝馬三冠競走の最後の一冠を目指してのレースとなったが、最後の直線で伸びきれず4着に敗れた。さらにクラシックで勝利をあげることができずに続いて挑戦したエリザベス女王杯では5着に敗れた。年内最終戦となった愛知杯では、トップハンデを背負いつつも、同じ舞台で行われたローズステークスの勝ちっぷりもあって1番人気に推される。レースでは道中4番手を追走すると直線抜け出し人気に応え優勝する。なお鞍上の武豊は、愛知杯初勝利であった。
[編集] 血統表
アドマイヤキッスの血統 (ヘイルトゥリーズン系/Northern Dancer 5×4=9.38%) | |||
父
* Sunday Silence 1986 青鹿毛 |
Halo 1969 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Cosmah | Cosmic Bomb | ||
Almahmoud | |||
Wishing Well 1975 鹿毛 |
Understanding | Promised Land | |
Pretty Ways | |||
Mountain Flower | Montparnasse | ||
Edelweiss | |||
母
キッスパシオン 1993 栗毛 |
* Jade Robbery 1987 黒鹿毛 |
Mr. Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
Number | Nijinsky II | ||
Special | |||
* Letkiss 1982 黒鹿毛 |
Lyphard | Northern Dancer | |
Goofed | |||
Limoya | Riva Ridge | ||
Peronelle F-No.20-a |
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