あすなろNET
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
あすなろNET（-ねっと）は、青森銀行と青森県内の信用金庫・青森県信用組合・JAバンク青森（青森県内の農協・JA青森信連）・東北労働金庫との間のATM･CD利用手数料無料提携サービスのことである。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 対象金融機関
なお、青森銀行以外の金融機関については、青森銀行でのみ対象となり、それ以外の金融機関（例・信用金庫キャッシュカードで信用組合ATMを利用）では対象外となる（ただし別の無料提携サービス（しんきんATMゼロネットサービス等）が適用される場合がある）。また、県外の信用金庫・信用組合・農協（信連）・他地域労働金庫も本サービスの対象外なので注意。
[編集] 利用時間と手数料
- 平日08:00-18:00の出金：無料
- 平日18:00-21:00の出金、土曜日・日曜日・祝日09:00-17:00の出金：105円
[編集] 対象ATM
- 上記対象金融機関が単独で設置しているATM
- 共同ATMのうち、上記対象金融機関のいずれかが幹事となるATM
なお、上記対象金融機関同士での共同ATM（例：青森銀行と青森県信用組合の共同ATM）も多数存在し、中には同じ箇所に青森銀行と相手方金融機関がそれぞれ自者幹事で隣接して共同ATMを設置している事例もある。
[編集] 対象外ATM
以下のATMは、本サービスの対象外となり、下記該当金融機関以外は通常の他行（MICS）利用手数料がかかるので注意が必要である。
[編集] 備考
- サービス開始当初は、本サービスに参加していた労働金庫は青森県労働金庫であった。2003年10月1日に東北6県の労働金庫が合併して東北労働金庫となった際、他の5県の労働金庫の口座ならびに管理ATMについても本サービスの対象となり、適用が拡大された。
- 上記「函館市役所共同出張所」以外の青森銀行が他金融機関幹事による共同出張所では、ほぼすべてが「あすなろNET」提携金融機関が管理するATMとなっている。
[編集] その他
- 入金・通帳利用取引・法人性口座のキャッシュカードによる利用はそれぞれの自行庫組合ATMのみとなる。
- 1月1日～3日、5月3日～5日は各行庫組合（一部のATM等を除く）ともATMを稼動させているが、この期間は提携ネットワーク（MICS）が休止しているため、それぞれの自行庫組合ATMでしか利用できない（ただし5月3日～5日のうちの日曜日はMICSは通常稼動するため利用できる）。
[編集] 沿革
- Xxxx年 青森銀行が青森県内の各金融機関との自動機相互利用提携：「あすなろキャッシュサービス（青森信金・北奥羽信金・津軽信金<ここまで3金庫に付いては、合併して現在の「あおもり信金」>、東奥信金）」・「ARキャッシュサービス（青森県労金<現在の「東北労金」>）」・「AKキャッシュサービス（青森県信組）」・「ふるさとキャッシュサービス（青森県内の農協・青森信連）」がそれぞれ取り扱いを開始する（それぞれ、提携開始時期が異なっていた。この頃は手数料は有料または無料かは未明である）。
- 1995年5月 「あすなろキャッシュサービス」・「ARキャッシュサービス」・「AKキャッシュサービス」・「ふるさとキャッシュサービス」が統合して「あすなろNET」となり、取り扱いを開始する。
- 2002年12月2日 「あすなろNET」に八戸信金・十和田信金・下北信金が合流し、青森県内全信用金庫との提携が完了する。
